「そろそろ乾燥が気になる季節、せっかくならおしゃれで性能の良い加湿器が欲しい」
そう考えてリサーチすると必ずたどり着くのが、デザイン家電ブランドcado(カドー)の加湿器です。
中でも注目なのが、最新フラッグシップモデルの「STEM 700i」と、卓上で使いやすいベストセラー「STEM 350」。
「見た目のサイズ以外に何が違うの?」
「高い方の700iを買っておけば間違いない?」
そんな疑問をお持ちの方へ。
結論から言うと、広いリビングでインテリアの主役にしたいなら「700i」、寝室などの個室で長時間手間なく使いたいなら「350」がおすすめです。
この記事では、両モデルのスペック比較から、隠れたメリット・デメリットまで、プロの視点で分かりやすく解説します。
▼cado STEM 700i
▼cado STEM 350
STEM 700iとSTEM 350の違いを比較
まずは、この2つのモデルの決定的な違いを比較表で見てみましょう。
特に注目すべきは「加湿能力(パワー)」と「タンク容量」の関係です。
| 項目 | STEM 700i (フラッグシップ) | STEM 350 (コンパクト) |
| 設置タイプ | 床置き(タワー型) | 卓上・棚置き |
| 推奨広さ | 〜19畳(プレハブ洋室) | 〜11畳(プレハブ洋室) |
| 最大加湿量 | 700mL/h(パワフル) | 400mL/h |
| タンク容量 | 2.3L | 3.5L(大容量) |
| スマホ連携 | 対応 (Wi-Fi/アプリ) | 非対応 |
| 高さ | 85.5cm | 35.4cm |
| 価格(税込) | 約54,890円 | 約29,480円 |
最大の違いは「高さ」と「タンク容量」の逆転現象
一番のポイントはここです。
実は、本体が巨大な「700i」の方がタンク容量が小さく、コンパクトな「350」の方がタンクが大きいのです。
700iはスリムなデザインを極限まで追求しているため、タンク容量は2.3Lに抑えられています。
一方、350はどっしりとした形状で3.5Lもの水を蓄えられます。
この違いが、日々の使い勝手に大きく影響します。
STEM 700iとSTEM 350、どっちがおすすめか解説
それぞれの特徴を踏まえて、どちらを選ぶべきか具体的に提案します。
STEM 700i(床置き型)がおすすめの人

- 15畳以上の広いリビングで使いたい人
- 部屋のインテリアとして、圧倒的な存在感・デザイン性を求めている人
- スマホで遠隔操作や湿度確認をしたい人(IoT機能重視)
- 高い位置からミストを拡散させ、効率よく加湿したい人
700iは、まさに「魅せる家電」。
吹き出し口が高い位置にあるため、ミストが天井付近まで舞い上がり、サーキュレーターのように部屋全体を効率よく潤します。
▼cado STEM 700i
STEM 350(卓上型)がおすすめの人

- 寝室や書斎、ワンルーム(〜11畳)で使いたい人
- 給水の手間をできるだけ減らしたい人(大容量タンク重視)
- 就寝時に使いたいので、静音性を重視する人
- 棚やサイドテーブルの上に置きたい人
- 予算を3万円以下に抑えたい人
350は、実用性とコンパクトさのバランスが最強です。
特に「ナイトモード」の静かさと、タンク容量の大きさによる長時間運転は、寝室用として右に出るものがありません。
▼cado STEM 350
STEM 700iの特徴メリット・デメリット

最新モデルであるSTEM 700iの魅力を深掘りします。
メリット
- 圧倒的な加湿スピード(700mL/h):前モデル(630i)からパワーアップし、広い部屋でも短時間で快適な湿度に到達します。
- 「ミストの煙突」による視覚的な美しさ:LEDライトに照らされたミストが立ち上る様は、もはやアート。部屋のグレードが一気に上がります。
- IoT機能でスマート管理:外出先から電源ON/OFFや、湿度の確認が可能。帰宅前に部屋を潤しておけます。
デメリット
- タンク容量が少ない(2.3L):パワーがあるのにタンクが小さいため、最大出力で運転すると約3.3時間で水がなくなります。こまめな給水が必要です。
- 場所をとる:直径は小さいですが高さがあるため、子供やペットが倒さないよう設置場所に配慮が必要です。
STEM 350の特徴メリット・デメリット

コンパクトながら根強い人気を誇るSTEM 350について解説します。
メリット
- 驚異のスタミナ(3.5Lタンク):弱モードであれば20時間以上の連続運転が可能。朝までぐっすり眠れます。
- 置き場所を選ばないサイズ感:高さが約35cmと低いため、ベッドサイドやデスク、テレビボードの上など、どこにでも馴染みます。
- 非常に静か:寝室での使用を想定して設計されており、動作音はほぼ気になりません。
デメリット
- 広いリビングにはパワー不足:12畳を超えるような広い空間では、湿度が上がりきらない場合があります。
- 床置きには向かない:吹き出し口が低いため、床に直置きすると床が濡れやすくなります。必ず台の上に置く必要があります。
まとめ
今回は、cadoの2大人気加湿器「STEM 700i」と「STEM 350」を比較しました。
選び方の基準は非常にシンプルです。
- リビングの主役として、デザインとパワー、IoT機能を求めるなら「STEM 700i」
- 寝室や個室で、給水の手間を省きつつ静かに使いたいなら「STEM 350」
私自身のセールス経験からも、「リビング用に700i、寝室用に350」と2台使いされるお客様も非常に多いです。
cadoの加湿器は、単に空気を潤すだけでなく、空間そのものを美しく変えてくれます。
あなたのライフスタイルに合った一台を選んで、乾燥知らずの快適な冬をお過ごしください。
▼cado STEM 700i
▼cado STEM 350


