自宅で映画館のような大画面を楽しめるホームプロジェクター。最近はAnkerやXGIMIなどの有名メーカーだけでなく、高コスパな「ETOE(エトエ)」というブランドがガジェット好きの間で話題になっています。
「ETOEのプロジェクター、安いけど実際どうなの?」
「最新のSeal Proと、定番のE3 Pro、どっちを買えば幸せになれる?」
そんな悩みをお持ちのあなたへ。今回は、ETOEの最新ハイスペックモデル「Seal Pro」と、コスパ最強の定番モデル「E3 Pro」を徹底比較します。
結論から言ってしまうと、予算が許すなら間違いなく「Seal Pro」がおすすめです。
理由はシンプルで、「明るさ」と「操作のサクサク感」が段違いだから。
特にGoogle TVを搭載しているSeal Proは、スマホ感覚でNetflixやYouTubeを爆速で操作できます。このストレスフリーな体験は、一度味わうと戻れません。
とはいえ、E3 Proも寝室で夜に使う分には十分すぎる性能を持っています。
それぞれの違いをスペック表で比較しながら、あなたにはどちらが合っているのか解説していきますね。
▼ETOE Seal Pro
▼ETOE E3 Pro
ETOE Seal ProとE3 Proの違いを比較
まずは、この2機種のスペックをざっくりと比較してみましょう。
一番大きな違いは「明るさ(輝度)」と「搭載OS」です。
| 項目 | ETOE Seal Pro (最新) | ETOE E3 Pro (定番) |
| 価格 (参考) | 約60,000円〜 | 約35,000円〜 |
| 解像度 | フルHD (1920×1080) | フルHD (1920×1080) |
| 明るさ | 1000 ANSIルーメン | 600 ANSIルーメン |
| 搭載OS | Google TV 11.0 | Android TV 11.0 |
| Netflix | 公式ライセンス対応 | 公式ライセンス対応 |
| スピーカー | 10W × 2 (Dolby Audio) | 10W × 2 |
| フォーカス | オートフォーカス | オートフォーカス |
| 台形補正 | 自動 (縦横) | 自動 (縦横) |
| 入力端子 | HDMI, USB, AUX | HDMI, USB, AUX |
| サイズ | やや大きめ | コンパクト |
こうして見ると、Seal ProはE3 Proの上位互換であることがよくわかります。
特に注目してほしいのが「明るさ」です。
E3 Proの600 ANSIルーメンも暗い部屋なら十分綺麗ですが、Seal Proの1000 ANSIルーメンは「薄暗い夕方」や「遮光カーテンを閉めきっていない昼間」でも視聴できるレベルのパワーがあります。
また、「OSの違い」も重要です。
Seal Proに搭載されているGoogle TVは、E3 ProのAndroid TVよりもインターフェースが洗練されていて、自分好みのコンテンツが見つかりやすいのが特徴。動作のキビキビ感もSeal Proの方が一枚上手です。
ETOE Seal ProとE3 Pro、どっちがおすすめか解説
スペックの違いはわかったけれど、結局自分にはどっちがいいの?
そんな方のために、それぞれの機種が「どんな人におすすめか」を具体的に整理しました。
ETOE Seal Proがおすすめの人

- リビングでメイン機として使いたい人
- 昼間や照明を落としきれない環境でも見たい人
- 操作のモサモサ感にイライラしたくない人
- 音質にもこだわりたい人(外部スピーカーなしで済ませたい)
- 「安物買いの銭失い」をしたくない人
Seal Proは、プロジェクター初心者が最初に買っても「失敗した」と思わせない完成度があります。特に明るさが正義。迷ったらこっちを選んでおけば後悔しません。
▼ETOE Seal Pro
ETOE E3 Proがおすすめの人

- 主に「寝室」で、夜寝る前に使いたい人
- できるだけ予算を抑えたい(3万円台で探している)人
- 持ち運びや設置場所を変えることが多い人
- 初めてのプロジェクターでお試し感覚の人
E3 Proは、完全に部屋を暗くできるなら最高のコストパフォーマンスを発揮します。寝室専用機にするなら、むしろSeal Proほどの明るさは不要かもしれません。浮いた2〜3万円で美味しいものでも食べたほうが幸せになれるかも。
▼ETOE E3 Pro
ETOE Seal Proの特徴メリット・デメリット

ここからは、最強モデル「Seal Pro」を実際に使っている感覚で深掘りしていきます。
メリット
1. 圧倒的な明るさ1000 ANSIルーメン
この価格帯で1000 ANSIルーメンは驚異的です。壁に投影した瞬間、「うわっ、眩しい!」と感じるレベル。アニメの発色も良く、映画の暗いシーンもしっかり階調が残ります。
2. Google TV搭載 & Netflix公式対応
中華系プロジェクターの弱点は「Netflixが見られない(または操作が面倒)」ことですが、Seal Proは公式ライセンスを取得しているので、リモコンのボタン一発で高画質Netflixが起動します。これ、地味ですが毎日使うなら必須機能です。
3. スピーカーの音が意外と良い
10W×2のスピーカーを積んでいるので、低音もそこそこ鳴ります。6畳〜8畳くらいの部屋なら、わざわざBluetoothスピーカーを繋ぐ必要はありません。ファンの音も静音設計で、映画の静かなシーンを邪魔しないのもGood。
デメリット
1. 本体が少しデカイ
E3 Proに比べると一回り大きく、重厚感があります。気軽にリュックに入れて持ち運ぶ…という感じではありません。「ここに設置する!」と決めて使う据え置きタイプですね。
2. ACアダプタが巨大
高輝度を出すために必要なのですが、電源アダプタがレンガのように大きいです。配線を隠す工夫が必要かもしれません。
ETOE E3 Proの特徴メリット・デメリット

続いて、コスパの王様「E3 Pro」についても詳しく見ていきましょう。
メリット
1. 3万円台でフルHD & Android TV搭載
この安さで、画質がHD(720p)ではなくフルHD(1080p)なのは立派。ドットの粗さが気にならず、字幕もくっきり読めます。Android TVが入っているので、Fire TV Stickなどを挿さなくてもこれ単体でYouTubeが見られます。
2. 設置場所を選ばないコンパクトさ
片手で持てるサイズ感なので、今日はリビング、明日は寝室、週末はキャンプ(電源サイト)といった使い方ができます。三脚穴もしっかりついているので設置の自由度が高いです。
3. 全自動補正が優秀
この価格帯だと手動補正の機種も多い中、E3 Proはオートフォーカスと自動台形補正がついています。電源を入れて壁に向けるだけで、勝手に画面が四角くピントが合う。初心者には神機能です。
デメリット
1. 明るい部屋では厳しい
600 ANSIルーメンは、完全に暗くすれば綺麗ですが、昼間のリビングではカーテンを閉め切っても「薄いな…」と感じる場面があります。遮光環境が作れない人にはおすすめできません。
2. ゲームなどの遅延が少しある
映画を見る分には全く問題ありませんが、スマブラやFPSなどの動きの速いゲームを大画面でやりたい場合、若干の遅延(ラグ)を感じることがあります。ガチゲーマーは注意。
まとめ
今回は、ETOEのプロジェクター「Seal Pro」と「E3 Pro」を比較解説しました。
最後に、僕なりの結論をもう一度まとめます。
- 予算があるなら、迷わず「Seal Pro」。明るさは正義です。Google TVのサクサク操作と、昼間でも見やすい映像美は、価格差以上の満足感を与えてくれます。「プロジェクターのある生活」を本気で楽しみたいなら、こちらが正解。
- 寝室専用や、とりあえず始めてみたいなら「E3 Pro」。3万円台でこの画質と機能全部入りは、他メーカーを圧倒するコスパです。夜のリラックスタイムのお供にするなら、これ以上の相棒はいません。
プロジェクターは、単なる家電ではなく「生活の質を上げる体験」を買うもの。
あなたのライフスタイルに合った一台を選んで、大画面のある非日常を楽しんでくださいね。
もし購入を迷っているなら、楽天やAmazonのセール時期を狙うのがおすすめ。ETOEは結構太っ腹なクーポンが出ることが多いので、要チェックです!
▼ETOE Seal Pro
▼ETOE E3 Pro



