「スマホを見すぎて首が痛い……」
「カフェで動画を見たいけど、ちょうどいい高さにならない」
「ちょっとした外出は財布を持たずにスマホだけで済ませたい」
そんな悩みをこれ1つで解決してしまうアイテム、それが「MOFT 8-in-1多機能スタンド」です。
これまでもMOFTは薄型スタンドで人気でしたが、この「8-in-1」は高さ調整ができる上に、待望のカード収納までついた「全部入り」の進化版。
今回は、実際にこのスタンドを使ってみて感じた「最高な点」と「ここは注意が必要な点」を、忖度なしで徹底レビューします。楽天での購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
なぜこのスタンドを選んだのか
私がこの「MOFT 8-in-1」を選んだ最大の理由は、「目線の高さを上げられるMagSafeスタンドで、かつカードが入る」という唯一無二のスペックに惹かれたからです。

従来のスマホスタンドは「角度」は変えられても「高さ」が出せないものがほとんど。結果、どうしても猫背になりがちでした。しかし、このスタンドは特許取得の折りたたみ構造で、スマホを最大20cm近く持ち上げることができます。
さらに、前モデルの「七変化マルチスタンド」にはなかったカードポケットが追加されたことで、まさに「スマホ一つで出かけられる」環境が整いました。
商品の基本情報
まずは、楽天の販売ページや公式情報を基に、基本的なスペックを整理しました。
| 項目 | 詳細 |
| 商品名 | MOFT 8-in-1 多機能スタンド (MagSafe対応) |
| 価格 | 6,780円(税込)前後 ※記事執筆時点 |
| サイズ | 96.5 × 63.5 × 9.4 mm |
| 重量 | 約96g |
| 素材 | MOVAS™ヴィーガンレザー、グラスファイバー、金属、マグネット |
| 対応機種 | iPhone 12/13/14/15/16シリーズ (MagSafe対応機種) ※他機種も付属のアイアンリングで対応可 |
| カラー | トープ、ジェットブラック、ミスティグレー、など多色展開 |
| 主な特徴 | 高さ・角度調整自在、カード収納(1枚)、MOVAS™レザーの高耐久性 |
MOFT 8-in-1多機能スタンドの主な特徴
販売ページに書かれている特徴に加え、実際に使ってわかった「プラスアルファ」の魅力を深掘りします。
驚異の「高さ出し」でスマホ首を解消
このスタンドの最大のウリは、「フローティングモード」です。
複雑な折り紙のような構造を展開すると、スマホの位置がデスクから数センチ〜最大20cm近くまで持ち上がります。
- メリット: 目線が高くなるため、自然と背筋が伸び、長時間の動画視聴やビデオ通話でも首や肩が圧倒的にラクになります。
- 詳細: 角度調整も無段階に近い感覚でできるため、照明の反射を避けたり、自分が一番見やすい位置にピタッと止められます。
三脚いらずの「撮影スタジオ」化

VlogやTikTok、リール動画を撮る人にとって、これは革命的です。
スタンド自体がしっかりとした三脚のような役割を果たすため、別途重たい三脚を持ち歩く必要がありません。
- メリット: 外出先で「ここで撮りたい!」と思った瞬間、1秒で展開して撮影開始できます。
- 詳細: 縦置き・横置きはもちろん、少し下向きに角度をつけて「手元撮影」をする際にも安定感があります。
待望のカード収納とMOVAS™レザー
前作「七変化」ユーザーが最も欲しがっていた機能、それがカード収納です。
背面にカードが1枚入るポケットが追加されました。
- メリット: クレジットカードや交通系ICカードを入れることで、本当の意味で「財布レス」が実現します。
- 詳細: 素材にはMOFT独自の「MOVAS™ヴィーガンレザー」を採用。合皮特有の安っぽさがなく、しっとりと手になじみ、汚れにも強いのが特徴です。高級感があり、所有欲を満たしてくれます。
使用体験:期待通りだった点・予想外だった点
実際に毎日iPhone 16に装着して使ってみたリアルな感想です。
期待通りだった点:安定感と磁力
「こんなに高く持ち上げて倒れないの?」と不安でしたが、安定感は抜群でした。底面の三角形構造がしっかり支えてくれるので、タップ操作をしてもグラつきは最小限です。
また、MagSafeの磁力も非常に強力。「MOVAS™」レザーのおかげか、以前のモデルよりも吸着力が上がっている印象で、ポケットから出す時に外れてしまうストレスもありません。
予想外だった点:グリップとしての優秀さ
スタンドとしてだけでなく、展開した状態の隙間に指を通すことでスマホリング(グリップ)としても使えます。
これが予想外に持ちやすい!
約96gという重さはあるものの、指を通すことでホールド感が増し、結果的にiPhoneを軽く感じるような錯覚すら覚えました。寝転がってスマホを触る時も顔に落ちてくる心配が減ります。
メリットとデメリット
どんなに良い製品でも完璧ではありません。購入後に後悔しないよう、メリットとデメリットを明確にします。
メリット
- 首・肩こりの軽減: 目線が上がるだけで、世界が変わるほど快適。
- 荷物が減る: 三脚と財布、スマホスタンドの3役をこれ1つでこなす。
- 質感が最高: MOVAS™レザーの手触りが良く、カフェのテーブルに置いても様になる。
デメリット
- 重さと厚み: 約96gは、卵約2個分。装着するとスマホがずっしり重くなります。厚みも約1cmあるので、タイトなズボンのポケットには入れにくいです。
- カードは1枚のみ: 「免許証とクレカ」のように2枚入れたい人には物足りないかも。
- 価格: 6,000円オーバーは、スマホスタンドとしては高価な部類。
他の製品との比較
MOFTの他の人気製品と比較してみましょう。
| 製品名 | MOFT 8-in-1 多機能 | MOFT Snap-On (従来版) | MOFT 七変化 (前作) |
| 高さ調整 | ◯ (高い) | ✕ (角度のみ) | ◯ (高い) |
| カード収納 | ◯ (1枚) | ◯ (最大3枚) | ✕ (なし) |
| 重量 | 約96g | 約40g (軽い) | 約85g |
| おすすめ | 機能性重視の人 | 薄さ・軽さ重視の人 | カード不要な人 |
結論
「とにかく薄く軽く!」という人は従来のSnap-Onがおすすめですが、「動画をよく見る」「首を労りたい」「三脚も兼ねたい」という人は、重さを許容してでも8-in-1を選ぶ価値があります。
こんな人におすすめ
この製品は、以下のような人に特におすすめです。

- テレワークやカフェ作業が多い人:PCの横にスマホを置いて、サブモニター感覚で通知や動画を見たい人に最適。
- SNS発信をするクリエイター:三脚を持ち歩かずに、いつでもどこでも安定した撮影がしたい人。
- ミニマリスト志向の人:「スマホとクレカ1枚」だけで身軽に出かけたい人。
購入前に確認すべきこと
トラブルを防ぐために、以下の2点は必ずチェックしてください。
- 重さと厚みの許容:96gは決して軽くありません。「軽さは正義」という方には不向きです。自分のスマホに+100g近い重さが加わることをイメージしてください。
- MagSafe対応ケースの使用:裸のiPhoneか、MagSafe対応(磁石入り)のケースで使用してください。磁力のない普通のケースの上からだと、吸着力が弱く落下する危険があります。
まとめ
MOFT 8-in-1多機能スタンドは、単なるスマホスタンドの枠を超えた「スマホの基地」のようなガジェットです。
確かに少し重いですが、それを補って余りある「視線の快適さ」と「多機能性」があります。一度この高さでの動画視聴やビデオ通話を体験すると、もうベタ置きの生活には戻れません。
スマホ首に悩んでいる方、もっとスマホを使いこなしたい方は、投資する価値が十分にあるアイテムです。
よくある質問(FAQ)
Q1: カードを入れたまま改札やレジでタッチ決済できますか?
A1: はい、可能です。ただし、スタンドを開いた状態(カードが見える状態)でタッチする方が感度が良く推奨されています。
Q2: Androidでも使えますか?
A2: MagSafe対応ケースを使うか、付属の「アイアンリング(磁気増強リング)」をスマホ背面に貼り付けることで、Android機種でも使用可能です。
Q3: ワイヤレス充電はできますか?
A3: スタンドを装着したままではワイヤレス充電はできません。充電する際は、マグネットで簡単に取り外せるので、外してから充電してください。


