「久しぶりにたまごっちを始めたいけれど、種類がありすぎてわからない」
「最新のParadiseと、定番のUni、結局どっちが幸せになれるの?」
そんな悩みを抱えていませんか?
かつてのブームを知る世代も、新しく興味を持った世代も、今のたまごっちの進化には驚かされるはずです。
結論から言います。
「世界中の人と繋がり、トレンドを楽しみたい」なら『Tamagotchi Uni』。
「誰にも邪魔されず、自分だけの箱庭を深く愛でたい」なら『Tamagotchi Paradise』。
これが僕の答えです。
今回は、この2機種を実際に使い倒した僕が、スペックの違いから「どんな生活スタイルに合うか」まで、徹底的に比較・解説していきます。
決して安い買い物ではありません。
この記事を読めば、あなたが「これから一緒に過ごすべきパートナー」がどちらなのか、ハッキリと分かるはずです。
▼たまごっち Paradise
▼たまごっち Uni
amagotchi Uni (ユニ)とTamagotchi Paradise (パラダイス)の違いを比較
まずは、両者のスペックとコンセプトの違いをざっくりと把握しましょう。
以下の比較表をご覧ください。
| 項目 | Tamagotchi Uni (ユニ) | Tamagotchi Paradise (パラダイス) |
| コンセプト | Unique & United (個性と団結) | Explore & Bio (探索と生命) |
| 最大のウリ | Wi-Fi搭載で世界と接続 | ズームダイヤルと5万種の進化 |
| 通信機能 | Wi-Fi (たまバース) | なし (スタンドアローン特化) |
| 操作方法 | 3ボタン | 3ボタン + 回転ダイヤル |
| 電源 | 充電式 (USB Type-C) | 単4電池 × 2本 |
| 持ち運び | 腕時計型 (バンド付属) | 卵型 (ストラップホールあり) |
こうして見ると、同じ「たまごっち」でも方向性が真逆なのが分かりますね。
「Uni」は、スマホに近い現代的なデバイス。
Wi-Fiでサーバーに繋がり、常に新しいイベントやアイテムが降ってくる「広がる楽しさ」があります。
対する「Paradise」は、究極のアナログ×ハイテク玩具。
ネットには繋がらない代わりに、本体内部のプログラムが異常なほど作り込まれており、「深める楽しさ」に特化しています。
それぞれの違いについて、さらに深掘りしていきましょう。
1. 「繋がり」か「没入」か
Uniの醍醐味は、なんといっても「たまバース」。
Wi-Fiに繋ぐだけで、世界中のユーザーが育てたたまごっちと出会ったり、結婚したりできます。
毎月開催される期間限定イベントに参加してチーム戦を楽しむなど、「みんなで遊んでいる」というライブ感が魅力です。
一方、ParadiseにはWi-Fiがありません。
その代わり搭載されたのが、側面の「ズームダイヤル」。
これをカリカリと回すことで、たまごっちの部屋から家の外、街、森、そして惑星レベルまで視点をズームアウトしたり、逆に細胞レベルまでズームインしたりできます。
「画面の中に本当に生き物が住んでいる」という没入感は、Paradiseの方が圧倒的に上です。
2. 電源周りの使い勝手
ここは好みが分かれるポイントです。
Uniは「USB充電式」。
スマホと同じ感覚で運用でき、ランニングコストがかかりません。
ただし、バッテリー持ちはそこまで良くなく、ヘビーに使うと1〜2日で充電が必要です。
Paradiseは「乾電池式」。
単4電池2本を使うため、本体が少しボリューミーです。
「今どき乾電池?」と思うかもしれませんが、充電劣化の心配がなく、10年後にふと遊びたくなった時でも電池さえあれば起動できる。
これは、「思い出を形として残す」という意味では最強のメリットだと僕は思います。
Tamagotchi Uni (ユニ) とTamagotchi Paradise (パラダイス) 、どっちがおすすめか解説
それぞれの特徴を踏まえた上で、「あなたにはこっちがおすすめ」というポイントを整理しました。
Tamagotchi Uni (ユニ) がおすすめの人
- 「今」のトレンドを追いかけたい人
- 常に新しいイベントやコラボ(サンリオなど)を楽しみたいならUni一択です。飽きさせない工夫が詰まっています。
- ファッションとして楽しみたい人
- ウォッチバンドで腕に巻けるので、コーディネートの一部として取り入れられます。歩数計機能で「たまウォーク」ができるのもUniだけ。
- 推し活・SNS世代
- 育てたたまごっちをSNSにシェアしたり、アクセサリーで着飾ったりする「見せる楽しみ」があります。
▼たまごっち Uni
Tamagotchi Paradise (パラダイス) がおすすめの人
- 育成ゲームとしての「歯ごたえ」が欲しい人
- 進化パターンは50,000通り以上。気温や天気、ダイヤル操作による「干渉」で姿が変わるため、攻略のしがいがあります。
- 自分のペースでまったり遊びたい人
- オンラインイベントの開催期間に追われることなく、気が向いた時にポケットから取り出して愛でる。そんな大人の付き合い方ができます。
- ガジェットの「操作感」に弱い人
- あのダイヤルを回す時の「カリカリッ」という感触。あれだけでご飯3杯いけます。物理ボタン好きにはたまりません。
▼たまごっち Paradise
Tamagotchi Uniの特徴メリット・デメリット
ここからは、各機種を実際に使って感じた「リアルなメリット・デメリット」を包み隠さずお伝えします。
まずはUniから。
メリット
- 飽きない「拡張性」
- 「たまチケット(DLC)」を購入すれば、たまごっちの外見や育てられるキャラクターをごっそり入れ替えられます。一台で何度も美味しい。
- 画面が綺麗でUIがサクサク
- さすが最新機種。レスポンスが良く、ストレスなく操作できます。
- アップデートで進化する
- 発売当初に不満だった点が、アップデートで改善されることがあります。これはWi-Fi搭載機ならではの強みです。
デメリット
- 充電管理が意外と面倒
- 「あ、充電切れてる」ということが多々あります。旅行の際はケーブル必須です。
- ボタンが少し押しにくい
- デザイン重視のためか、ボタンがフラットで少し硬め。大人の指だと慣れが必要です。
Tamagotchi Paradiseの特徴メリット・デメリット
続いて、2025年の野心作、Paradiseについて。
メリット
- 「発見」の喜びがすごい
- 顕微鏡モードで体調不良の原因を探ったり、望遠鏡モードで新しいエリアを見つけたり。ただのお世話ではなく「探索」している感覚になれます。
- 所有欲を満たすビルドクオリティ
- 少し厚みのあるボディと、メカニカルなダイヤル。おもちゃというより、精密機器のような佇まいが所有欲を刺激します。
- いつでも中断、いつでも再開
- ネット環境に依存しないため、飛行機の中でも、山奥のキャンプ場でも遊べます。デジタルデトックスのお供にも最適。
デメリット
- 本体がデカくて重い
- Uniに比べると、卵2個分くらいの重量感があります。ポケットに入れると少し存在感がありますね。
- 初期投資が高い
- ギミックが凝っている分、定価設定が少し高めです。
まとめ
今回は、たまごっち界の2大巨頭「Uni」と「Paradise」を比較しました。
最後に、僕なりの結論をもう一度まとめておきます。
- Tamagotchi Uni
- 「繋がり・トレンド・手軽さ」を重視する人向け。
- スマホ世代のライフスタイルに完全にマッチした、進化し続けるデバイス。
- Tamagotchi Paradise
- 「没入・発見・愛着」を重視する人向け。
- あえてオフラインを選び、デバイスとの対話を極めた、ロマンの塊。
どちらを選んでも、あなたの日常に「小さな命」が加わることには変わりありません。
ふとした瞬間にポケットの中でピコピコと鳴る電子音。
それが、忙しい日々の中で「ほっ」と一息つける、大切な癒やしになるはずです。
あなたは、どちらのたまごっちと、これからの時間を刻みますか?
この比較が、あなたの「最高のパートナー選び」の参考になれば嬉しいです。
▼たまごっち Paradise
▼たまごっち Uni



