イワタニ「マルチカットグリル」徹底レビュー!煙と油ハネを防ぐ1台3役は共働き家庭の救世主になるか

家電・日用品
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共働きで毎日忙しく過ごしていると、夕食の準備も片付けもできるだけラクに済ませたいと思うのが本音です。外食は高くつくけれど、たまには家族で食卓を囲んで、ちょっといいお肉を焼いたり、アツアツの料理を楽しみたい。

そんなジレンマを抱える中で注目したのが、イワタニのカセットコンロ「マルチカットグリル(CB-MCG-1)」です。

「焼く・炙る・蒸す」といった多彩な調理を1台でこなせるという触れ込みですが、本当に忙しい私たちのライフスタイルに寄り添ってくれるのでしょうか。今回は、このマルチカットグリルを共働きで子育てをしている家庭の視点から徹底的にレビューします。

単なるカタログスペックの紹介ではなく、「これを買うことで私たちの生活がどう快適になるのか」という本音のベネフィットを掘り下げていきます。購入を迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

商品の基本情報

まずは、マルチカットグリルの基本的なスペックを整理しておきます。

項目詳細内容
メーカー岩谷産業(イワタニ)
製品名カセットフー マルチカットグリル(CB-MCG-1)
サイズ幅319 × 奥行279 × 高さ144mm(リング装着時)
重量約2.1kg(焼肉プレート搭載・リングあり)
最大発熱量1.0kW(900 kcal/h)
同梱物本体、焼肉プレート、たこ焼きプレート、取っ手、油ハネ防止リング
特筆すべき点油ハネを約87%カット、煙を約86%カットする独自構造

マルチカットグリルの主な特徴

この製品の最大のアピールポイントは「片付けの圧倒的な快適さ」「多機能性」にあります。販売ページの情報に加えて、実際の生活空間で使う場面を想定した独自の視点で特徴をまとめました。

油ハネと煙を劇的に抑える独自構造

おうち焼肉の最大のネックは、翌日まで部屋にまとわりつくニオイと、テーブルや床のベタベタ汚れです。マルチカットグリルは、プレートの表面温度を「肉の脂が煙になりにくい210〜250℃」に一定に保つ仕組みを持っています。さらに、脂が直接炎に当たらず下の水皿に落ちる構造を採用することで、不快な煙の発生を約86%もカットしてくれます。

これに加えて、取り外し可能な「油ハネ防止リング」を装着することで、テーブルへの油の飛び散りを約87%防ぎます。食後の拭き掃除の手間が劇的に減るため、平日の夜や疲れた週末でも「よし、今日は焼肉にしよう」と気軽に決断できるようになるのは、時間に追われる家庭にとって非常に大きなメリットです。

焼肉・たこ焼き・コンロの1台3役で収納上手

専用のキッチン家電は便利ですが、「ホットプレート」「たこ焼き器」「卓上コンロ」を別々に買い揃えると、キッチンの貴重な収納スペースがあっという間に埋まってしまいます。限られたスペースを美しく保ちたいミニマリスト志向の方にとって、1台で何役もこなせる製品はまさに理想的です。

本製品には、メインとなる焼肉プレートのほかに、熱ムラが少なく外はカリッと中はトロッと仕上がる本格的なたこ焼きプレートが標準で付属しています。さらに、これらのプレートを外せば、五徳を備えた通常のカセットコンロに早変わりします。寒い時期の鍋料理はもちろん、市販の蒸し網やせいろを載せた鍋を使えば「蒸す」調理も可能。複数台の役割をこれ1台に集約できるため、モノを減らしてスッキリ暮らしたい方にぴったりです。

薄型設計と丸洗いのしやすさによる日常使いへの最適化

油ハネガードがついていると、どうしても本体に高さが出てしまい、中の食材が取りにくくなるというイメージがあります。しかし、本機はプレートの位置を深く沈み込ませるように設計しているため、ガードをつけても従来品と同じ高さに収まっており、圧迫感がありません。

また、フッ素樹脂加工されたプレートやガード用のリングは、すべて取り外して中性洗剤で丸洗いが可能です。構造がシンプルで洗いやすく、常に清潔な状態を維持しやすい設計になっているため、使った後の「洗うのが面倒くさい」という心理的ハードルを大きく下げてくれます。

使用体験

共働きで子どもがいる家庭の夕食時は、まさに時間との戦いです。実際にマルチカットグリルを使ってみて一番実感するのは、その「片付けの早さ」です。

以前、一般的な大型ホットプレートを使っていた頃は、食後にテーブルを何度もアルコールで水拭きし、床のベタベタをフローリングワイパーで拭き取り、さらに翌朝まで残る部屋のニオイに換気扇を回し続けるのがお決まりでした。しかし、マルチカットグリルを使うと、テーブルの拭き掃除はササッと1回で済み、床のベタつきもほとんど気になりません。

また、火力が1.0kWとカセットコンロにしては控えめに設定されているのが、実は子育て世帯には隠れたメリットになります。お肉が急激に焦げ付かないため、子どものご飯を取り分けたり、お世話をしたりしながらでも、自分のペースでゆっくりと食事が楽しめます。強火で一気に大量の肉を焼き上げたいという用途には少し物足りないかもしれませんが、「家族の会話を楽しみながら、ゆったり食事をしたい」という用途には非常に適度な火力設定だと感じました。

メリットとデメリット

どんなに優れた製品でも、用途によっては合わない部分があります。包み隠さず、客観的な視点で良い点と悪い点をまとめました。

メリット

  • 油ハネと煙の少なさによる「後片付けの圧倒的なラクさ」
  • コンロとしても使えるため、キッチンの収納スペースを大幅に節約できる
  • カセットガス式で電源コードがないため、食卓がスッキリし、子どもが足を引っ掛ける心配がない

デメリット

  • 火力(1.0kW)が控えめなため、大人数で一気に焼くのには不向き
  • カセットコンロとして使える鍋のサイズが6号(鍋底の直径10〜18cm)までと小さめ

他の製品との比較

イワタニの定番卓上調理器であり、大ヒット商品である「やきまる(CB-SLG-2)」と比較してみます。

項目マルチカットグリル(CB-MCG-1)やきまる(CB-SLG-2)
油ハネ対策あり(専用リング付属)なし
付属プレート焼肉、たこ焼き焼肉のみ
コンロとしての使用可能(鍋底10〜18cmまで)不可

実勢価格で見ると「やきまる」の方が安価ですが、あちらは「焼肉専用」です。たこ焼き器や日常用のカセットコンロを別々に買うコストと、何より「収納スペース」を考慮すれば、マルチカットグリルの費用対効果は非常に高いと言えます。

こんな人におすすめ

  • 準備や後片付けの時間を極力減らしたい、忙しい共働き家庭
  • キッチンの収納スペースをスッキリさせたいミニマリスト志向の方
  • 週末に子どもと一緒に食卓で、焼肉やたこ焼きを安全に楽しみたい方

購入前に確認すべきこと

購入して「こんなはずじゃなかった」と後悔しないために、以下の2点は必ず確認してください。

  • 手持ちの鍋のサイズ確認:安全上の理由から、通常のカセットコンロとして使用する場合に乗せられる鍋は「6号サイズ(鍋底の直径が10〜18cm、総重量5kg以下)」までと制限されています。普段使っている大きめの家族用土鍋などは乗らない可能性があるため、手持ちの鍋のサイズを測っておきましょう。
  • ランニングコストの把握:電気式のホットプレートと異なり、都度カセットガスの購入費用がかかります。日常的に使う場合は、備蓄や防災の観点も兼ねて、カセットガスをまとめ買いしておくことを推奨します。

まとめ

イワタニの「マルチカットグリル」は、単に肉を焼くための道具ではなく、忙しい家庭の「時間と心の余裕」を作り出してくれる優秀な時短・快適ガジェットです。

「焼く・炙る・蒸す・煮る」をこれ1つに集約できるため、出番の少ない調理器具を断捨離するきっかけにもなります。後片付けのイライラから解放され、家族で笑顔で食卓を囲む時間が増えるのであれば、十分に投資する価値のある製品だと断言できます。

よくある質問(FAQ)

Q
煙は本当に出ませんか?
A

全くのゼロではありませんが、従来品に比べると驚くほど少ないです。ただし、タレ漬けの肉など、プレート上でタレが焦げると煙が出やすくなるため、塩などシンプルな味付けの肉から焼くのが快適に使うコツです。

Q
たこ焼きプレート以外でも油ハネ防止リングは使えますか?
A

安全上の理由から、油ハネ防止リングは「焼肉プレート」を使用するときのみ装着するようメーカーが指定しています。たこ焼きや通常の鍋を使用する際は外してください。

Q
災害時にも使えますか?
A

もちろんです。カセットガス駆動で電力を必要としないため、停電時の備え(防災アイテム)としても非常に優秀です。普段使いしながらいざという時にも役立つ「フェーズフリー」なアイテムと言えます。

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