【生ごみ減量乾燥機】パリパリキューライト PCL-35レビュー|維持費は年8,000〜11,500円

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夏場、生ごみの入った袋をゴミ箱から取り出すとき、少しだけ息を止めていませんか。

生ごみのにおいもコバエも汁だれも、原因をたどると水分に行き着きます。島産業のパリパリキュー ライト PCL-35は、その水分を温風で飛ばして重さを約1/5まで減らす生ごみ減量乾燥機です。

刃で砕くのではなく乾かすだけなので、運転音は約36dBと静か。1〜3人世帯向けで、公式限定価格は24,200円です。

ただ、この手の家電は買ったあとにお金がかかります。電気代と脱臭フィルター代を公式の数字から積み上げると、維持費は年8,000〜11,500円。まずここを見てから判断してください。

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パリパリキュー ライト PCL-35の基本情報

PCL-35は1〜3人世帯向けのコンパクトモデルです。刃も撹拌もない温風乾燥式なので、骨や貝殻、つまようじが混ざっていても分別せずそのまま入れられます。

項目内容
型式PCL-35(本体品番 PCL-35F2)
処理方式温風乾燥式(撹拌・粉砕なし)
最大処理容量約2.0L(1回あたり約700g)
消費電力150W
電源100V(50/60Hz)
運転音約36dB
本体サイズ直径215mm × 高さ283mm
運転モードパリパリモード/ソフトモード
カラーピンクゴールド/グレイッシュシルバー
安全認証S-JET認証・CE規格適合
公式限定価格24,200円(通常30,360円の20%OFF)
メーカーシマ株式会社(香川県)

乾燥後の処理物は有機質肥料として使えます。香川大学農学部との共同実験で、プランターの土に混ぜて寝かせる手順まで公開されています。

パリパリキュー ライト PCL-35の主な特徴3つ

刃を使わないので分別がいらない

バスケットに生ごみを入れて本体にセットし、ボタンを押すだけ。水切りネットを張ったまま入れられるので、生ごみに直接触れずに済みます。

撹拌も粉砕もしないため、骨・貝殻・つまようじが入っても故障の心配はないと公式は明記しています。分別作業がなくなるのは、毎日のことなので効きます。

運転音は約36dBで、深夜に回せる

刃で砕く方式の処理機と違い、温風を送るだけなので静かです。約36dBは図書館の中に近い水準で、寝る前にセットして朝取り出す使い方ができます。

においについても、活性炭フィルターによる脱臭に加えて、庫内を負圧に保って空気を外に漏らさない設計になっています。

乾燥試験の裏付けが公開されている

減量効果は、財団法人日本食品分析センターの測定にもとづく数値が公表されています(試験成績書発行番号 第17146359001-0101号)。ただし試験は先代のPCL-31を6時間運転した条件です。

また島産業は生ごみ減量乾燥機で20項目の特許を取得しており、PCL-31の開発時にも15項目(特許第5959129号)を取得しています。

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パリパリキュー ライト PCL-35の維持費を計算する

毎日1回動かした場合の維持費は、年8,000〜11,500円になります。内訳は電気代と脱臭フィルター代の2つだけ。

電気代は公式が「1日あたり約14円」と示しています。毎日使えば年5,110円。脱臭フィルターは公式の交換目安が4〜9ヶ月で、純正が1個2,145円相当ですから、年1.33〜3回の交換で2,853〜6,435円になります。

項目前提年間
電気代公式表示 1日あたり約14円 × 365日5,110円
脱臭フィルター(最長9ヶ月で交換)2,145円 × 年1.33回約2,853円
脱臭フィルター(最短4ヶ月で交換)2,145円 × 年3回6,435円
合計約7,963〜11,545円

1日あたりに直すと22〜32円です。缶コーヒー1本より安い、と言えば聞こえはいいのですが、ゴミ袋代の節約では回収できません。45Lの袋を週2回から週1回に減らせても、浮くのは年1,000〜1,600円程度。維持費のほうが1桁大きい計算です。

では何に払っているのかというと、においとコバエと汁だれが消えることと、ゴミ出しの回数が減ることです。金額で元を取る買い物ではなく、不快感を年1万円で買い取る買い物だと考えると、判断を間違えにくくなります。

ここに効いてくるのが自治体の助成金です。公式は「購入金額の2分の1〜3分の1以内、限度額2万円〜3万円としている自治体が多い」と説明しています。24,200円に1/2を当てれば12,100円の補助、残りは実質12,100円。1/3なら8,066円の補助で実質16,134円になります。

本体が実質12,100円まで下がれば、維持費1年分とほぼ同じ額です。助成金の有無で買い物の性格が変わるので、公式サイトの助成金検索フォームで自分の自治体を先に確認してください。

パリパリキュー ライト PCL-35は販売チャネルで価格も保証も違う

本体価格は22,000〜27,800円の幅があり、保証の長さもチャネルごとに違います。安さだけで選ぶと保証を落とすことになります。

販売チャネル価格付いてくるもの
公式限定ページ24,200円(通常30,360円)脱臭フィルター2個/送料無料/60日間返品保証メーカー保証3年
楽天市場(SOUTH one)24,200円脱臭フィルター2個/送料無料/メーカー保証1年
Amazon22,000円〜27,800円(色で差あり)色によって内容が異なる/メーカー保証1年

Amazonのピンクゴールドが22,000円で最安ですが、そこには60日間の返品保証も保証3年も付きません。生ごみ処理機は「思ったより時間がかかる」「置き場所が決まらない」で手放す人が出るタイプの家電なので、返品保証の60日は価格差2,200円に見合うと考えています。

なお、助成金の申請では領収書の金額が対象になり、クーポンやポイントの利用分は対象外になるのが一般的です。申請予定がある方は、購入前に自治体の条件を確認しておくと安全です。

パリパリキュー ライト PCL-35の口コミは楽天とAmazonで評価が割れている

楽天は4.60(504件)、Amazonは4.0(123件)で、平均に0.6の差があります。母数の大きい楽天のほうが高いので、片方だけを見て判断しないほうがいい製品です。

取得元件数平均評価
楽天市場(SOUTH one)504件4.60
Amazon(PCL-35F2-GSW)123件4.0
Amazon(PCL-35-PGW)8件4.6

楽天の星の内訳は、★5が323件、★4が163件、★3が15件、★2が2件、★1が1件。★2以下は3件で全体の0.6%と、かなり偏りの少ない分布です。

繰り返し出てくる満足点

  • においとコバエ、汁だれが消える:「ゴミの嵩が減って、臭いがなくなったのが一番良かった」「両手で余る量が片手で握れる量に」といった声が並びます
  • 深夜に回せる静けさ:「音も静かで深夜にセットしても問題なし」
  • 生ごみ処理機に見えない外観:「白とシルバーの色も台所になじむ」「外見もオシャレで生ごみ処理機とはパッと見分からない」

繰り返し出てくる不満点

  • 開封時に活性炭がこぼれる:脱臭フィルターのシールを剥がす作業で「活性炭がポロポロこぼれた」「ノリが結構強いので、油断すると炭が飛び散ります」と複数の方が書いています
  • 処理に時間がかかる:「時間はかなりかかりますが」という但し書きが高評価の中にも入ります
  • 本体が熱を持つ:「敷かずに木の棚で使ったら、本体が結構熱くて木が痛みそうだった」
  • 乾燥後も野菜由来のにおいは残る:「完全に無臭になるわけではありません」

活性炭がこぼれる件は、購入直後の一度きりの作業です。新聞紙などを敷いてから剥がせば避けられる、という対処法まで口コミに書かれていました。

パリパリキュー ライト PCL-35のメリット3つとデメリット2つ

メリット

  • 分別も水切りネットを外す手間もいらない。刃がないので骨も貝殻も気にせず放り込めます
  • 約36dBで深夜に回せる。寝る前にセットして朝取り出す運用が成立します
  • 助成金の対象になる。1/2の自治体なら実質12,100円まで下がります

デメリット

  • 維持費が年8,000〜11,500円かかる。ゴミ袋代の節約では回収できません
  • 1回の処理量は約700g・2.0Lまで。1〜3人向けなので、4人以上の世帯だと1日で溢れる日が出ます

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上位機のパリパリキュー PPC-15とどちらを選ぶか

1〜3人ならライト、4人以上なら上位機のPPC-15です。差額は17,300円で、その中身は主に処理容量0.8L分と乾燥時間の短さです。

項目パリパリキュー ライト PCL-35パリパリキュー PPC-15
公式限定価格24,200円41,500円
想定世帯1〜3人1〜5人
最大処理容量約2.0L(約700g)約2.8L(約1kg)
消費電力150W300W
電気代(公式表示)1日あたり約14円1日あたり約16円
運転音約36dB公式表示なし
本体サイズ直径215 × 高さ283mm据置型
排気の向き本体上面背面

容量1Lあたりの本体価格で見るとライトが12,100円、PPC-15が14,821円で、ライトのほうが割安です。一方で1Lあたりの電気代はライトが7.0円、PPC-15が5.7円で、こちらは上位機のほうが効率が良い計算になります。

つまり、処理量が足りているならライトが得で、毎日いっぱいまで使うならPPC-15のほうが電気代で追い上げるという関係です。判断の分かれ目は世帯人数より「1日に出る生ごみが2.0Lに収まるか」です。

パリパリキュー ライト PCL-35をおすすめできる方・見送ったほうがいい方

おすすめできる方

  • 1〜3人世帯で、1日の生ごみが2.0Lに収まる方
  • 集合住宅で、ゴミ出しまで生ごみを室内に置いておく必要がある方
  • お住まいの自治体に生ごみ処理機の助成金がある方
  • キッチンに出しっぱなしにするので、見た目を妥協したくない方

見送ったほうがいい方

  • 4人以上の世帯で、毎日まとめて処理したい方。上位機のPPC-15を検討してください
  • ゴミ袋代の節約で元を取りたい方。維持費のほうが大きく、回収できません
  • すぐに乾いてほしい方。一晩かける前提の製品です

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パリパリキュー ライト PCL-35を買う前に確認すべきこと

投入してはいけないもの

公式が明記している投入禁止物は次のとおりです。発火・爆発の恐れがあるものが中心ですが、最後の1つは見落としやすいので注意してください。

  • 石油類
  • 火薬・薬品類
  • アルコール類
  • 粉体類
  • マッチ・ライター
  • みかんやオレンジなど、大量の柑橘類の皮

逆に、スプーンやお茶パック、つまようじを誤って入れても故障の心配はないと公式は明記しています。

設置場所には条件がある

PCL-35は本体上部の上面から湿気の多い排気が出ます。壁などから20cm以上の間隔を確保できる場所に置いてください。上位機のPPC-15が背面排気なのに対し、ライトは上面なので、吊り戸棚の真下は避けたほうが無難です。

避けるべき場所として、屋外(軒下・カーポートを含む)、湿気やほこりのたまりやすい場所、畳やじゅうたんの上、暖房器具の近く、引火しやすいものの近くが挙げられています。口コミにも「木の棚で使ったら本体が結構熱くて木が痛みそうだった」という声がありました。

お手入れで気をつけること

処理容器・バスケット・押えカバーは台所用中性洗剤で浸け置き洗いができますが、食器洗浄機と食器乾燥機は使えません。本体は電源プラグを抜いてから、固く絞った柔らかい布で水拭きします。塗装が施されているので強くこすらないでください。

脱臭フィルターの交換目安は4〜9ヶ月です。使う頻度と生ごみの内容で幅が出ます。

返品と保証は買う場所で決まる

公式限定ページからの購入だと、商品到着後60日以内なら商品代金が返金される返品保証と、メーカー保証1年を3年に延ばす特典が付きます。楽天やAmazonで買った場合の保証は1年です。

まとめ

パリパリキュー ライト PCL-35は、1〜3人世帯の生ごみのにおいを、年8,000〜11,500円の維持費で消す家電です。ゴミ袋代では元が取れませんが、においとコバエと汁だれがなくなること自体にその金額を払えるかどうかが判断軸になります。

公式限定価格は24,200円。自治体の助成金が1/2出るなら実質12,100円まで下がり、維持費1年分とほぼ同じ額になります。まずは助成金の有無を確認するところから始めてください。

4人以上の世帯や、1日の生ごみが2.0Lを超える日が多い方は、上位機のPPC-15のほうが結果的に満足度が高くなります。生ごみ処理機は他社も含めて比較しておくと、選び方が見えてきます。

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よくある質問 (FAQ)

Q
パリパリキュー ライト PCL-35の乾燥にはどのくらい時間がかかりますか?
A

公式サイトに処理時間の表示はありません。口コミでは「時間はかなりかかりますが」「一晩でパリパリに乾燥する」という表現が多く、寝る前にセットして翌朝取り出す使い方が一般的です。生ごみを小さく切ってから入れると乾きやすくなる、という声もありました。

Q
パリパリキュー ライト PCL-35と上位機のPPC-15は何が違いますか?
A

最大処理容量が2.0Lと2.8L、消費電力が150Wと300W、公式価格が24,200円と41,500円です。想定世帯はライトが1〜3人、PPC-15が1〜5人。1日に出る生ごみが2.0Lに収まるならライトで足ります。

Q
パリパリキュー ライト PCL-35は助成金の対象になりますか?
A

家庭用の電気式生ごみ処理機として助成金の対象になる自治体があります。公式は「購入金額の2分の1〜3分の1以内、限度額2万円〜3万円としている自治体が多い」と説明しています。自治体によっては適用されないため、公式サイトの助成金検索フォームで事前に確認してください。なお、クーポンやポイントの利用分は助成金の対象外になるのが一般的です。

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