49,500円と29,920円。同じ「baton」という名前のドライヤーに、19,580円の差がついています。
片方はcadoとfragment designが組んだオールブラックの限定モデル「BLACK BATON」。もう片方は、いま公式ストアに並んでいる現行モデル「baton(BD-S1N)」です。
結論からお伝えしますと、髪を乾かす道具として選ぶなら「baton(BD-S1N)」、藤原ヒロシ氏が手がけた黒いプロダクトとして手元に置きたいなら「BLACK BATON」が間違いのない選択です。
というのも、2台の本体スペックは寸法から重さ、風量、消費電力まで一つ残らず同じだからです。違うのは、色と、付属するポーチと、そしてカールブラシの世代でした。
\オールブラックは公式ストア限定です/
\現行モデルは2年保証つき29,920円/
cado BLACK BATONとbaton BD-S1Nの違いを表で比較
本体の仕様に差はありません。cadoが公式サイトに載せている仕様表を並べると、298gという重さも、約2.0㎥/minという風量も、800Wという消費電力も、すべて同じ数字が入っています。
比較しやすいように、いまも新品が流通している旧モデル「baton(BD-S1)」も並べました。
| 項目 | BLACK BATON | baton(BD-S1N) | baton(BD-S1) |
|---|---|---|---|
| 型番 | BD-S1-BK | BD-S1N-SS/WH | BD-S1-SS/WH |
| 公式価格(税込) | 49,500円 | 29,920円 | 販売終了 |
| 発売 | 2023年1月 | 2024年10月 | 2022年10月 |
| 本体色 | ブラック | シルバー/ホワイト | シルバー/ホワイト |
| 質量 | 約298g | 約298g | 約298g |
| サイズ | 高さ277×直径38.5mm | 高さ277×直径38.5mm | 高さ277×直径38.5mm |
| 消費電力 | 約800W | 約800W | 約800W |
| 風量 | 約2.0㎥/min | 約2.0㎥/min | 約2.0㎥/min |
| 風温 | 4段階(最高85℃) | 4段階(最高85℃) | 4段階(最高85℃) |
| カールブラシ | 初代仕様 | メタルプレート+通気孔を改良 | 初代仕様 |
| ポーチ | RAMIDUS製専用ポーチ | 標準の携帯ポーチ | 標準の携帯ポーチ |
| 電源コード | 約1.7m・360度回転 | 約1.7m・360度回転 | 約1.7m・360度回転 |
違い1:本体の性能はどこにも差がない
風の強さも、熱の上限も、腕にかかる重さも同じです。BLACK BATONを選んだからといって、乾く時間が短くなることはありません。
違い2:カールブラシの世代が違う
唯一の機能差がここにあります。BD-S1Nではカールブラシにメタルプレートが入り、温風を均一に送るために通気孔の形状が変わりました。BLACK BATONが積んでいるのは、この改良が入る前の初代ブラシです。
後で見ていきますが、実際の購入者が最も不満を書いているのが、まさにこのカールブラシでした。
違い3:買える場所が違う

BLACK BATONは楽天市場にもAmazonにも新品の出品が見当たらず、実質的にcado公式ストアでしか手に入りません。一方のBD-S1Nは、公式ストアのほか楽天・Amazon・ヨドバシ・ヤマダなどで扱われています。
\同じ本体で色を選ぶなら49,500円/
\同じ298gなら29,920円で足ります/
19,580円の差は何に払うお金なのか
差額は、オールブラックの塗装とロゴ、そしてRAMIDUS製の専用ポーチに対して支払うものです。性能に対する対価は含まれていません。
比較する相手を変えると差はもっと開く
| 比べる相手 | 価格(税込) | BLACK BATONとの差 |
|---|---|---|
| baton BD-S1N(公式ストア) | 29,920円 | 19,580円 |
| baton BD-S1N(価格.com最安) | 26,920円 | 22,580円 |
| baton BD-S1(Amazon・旧モデル) | 20,980円 | 28,520円 |
中身がいちばん近いのは、一番下の20,980円のBD-S1です。同じ本体、同じカールブラシで28,520円の差がつきます。
5年使う前提で保証まで揃えると20,790円差になる
cado公式ストアはどちらもメーカー保証2年で、有償のUpCare延長保証を足せます。ところがこの延長保証、本体価格に連動して金額が違います。
| 項目 | BLACK BATON | baton(BD-S1N) |
|---|---|---|
| 本体 | 49,500円 | 29,920円 |
| 延長保証+3年 | 3,740円 | 2,530円 |
| 5年保証にした総額 | 53,240円 | 32,450円 |
5年ぶんの保証まで揃えると、差は20,790円に広がります。高い製品を選ぶと、保証まで高くつくという構図です。
19,580円は約26年ぶんの電気代にあたる
もう一つ、暮らしの数字に置き換えてみます。定格消費電力800Wを1回5分使うと0.0667kWh。31円/kWhで計算すると1回あたり約2.07円、毎日使って年間約755円です。19,580円をこの2.07円で割ると、およそ9,459回。1日1回のペースなら約26年ぶんの電気代にあたります。
つまりこの差額は、使っている間に取り返せる種類の出費ではありません。買う瞬間にデザインへ払い切るお金だと考えたほうが、判断はすっきりします。
cado BLACK BATONが旧モデルベースだと言える理由
BLACK BATONの型番はBD-S1-BKで、初代BD-S1の系譜です。これは推測ではなく、cado自身が出している資料から確認できます。
公式が案内する取扱説明書がBD-S1のまま
現行モデルBD-S1Nの製品ページから取扱説明書のリンクをたどると、開くのは「MANUAL_SAFETY_BD-S1_JP_20220802」というファイルです。2022年8月に作られた、初代BD-S1用の説明書がそのまま使われています。
サポートページも2機種を同じ枠で扱っている
カドーサポートセンターの製品カテゴリは「baton (BD-S1N / BD-S1)」というひとつの項目にまとまっています。FAQも共通で、機種ごとに分かれていません。
購入者が本体の刻印に気づいている
楽天のレビューには、2025年3月にBD-S1Nを買った方のこんな指摘がありました。「箱には品番がBD-S1Nと書いてありますが、本体の品番がBD-S1でした。同じものなのかな?とちょっと不安になりました。多分、ヘアブラシ部分が改良されたものがBD-S1Nで、本体は同じなのかな?」
この方の推測は当たっています。BD-S1Nで変わったのはカールブラシで、本体は初代のままです。そしてBLACK BATONは、そのカールブラシすら改良前のものを積んでいます。
cado batonの口コミからわかること
BLACK BATON単体のレビューは、楽天・Amazon・価格.comのいずれにも見当たりませんでした。そこで、同じ本体を持つbatonシリーズの声を集計しています。
チャネルによって評価が大きく食い違うので、片方だけを採らずに全部並べます。
| 取得元 | 対象 | 平均 | 件数 |
|---|---|---|---|
| 楽天市場(インテリアショップroomy) | baton(BD-S1/BD-S1N) | 4.10 | 21件 |
| Amazon(cado公式ストア) | baton BD-S1N | 2.9 | 2件 |
| Amazon | baton BD-S1 | 3.0 | 14件 |
| 価格.com | baton BD-S1N | 投稿なし | 0件 |
| 各社 | BLACK BATON | 確認できず | 0件 |
世代で切り分けると、不満の集中先が変わる
楽天の21件は、初代BD-S1の時代から現行BD-S1Nまでの投稿が同じページに積み上がっています。BD-S1Nの発売日である2024年10月11日を境に分けると、こうなりました。
| 投稿時期 | 対象モデル | 件数 | 平均 | ★3以下 |
|---|---|---|---|---|
| 2024年10月10日まで | BD-S1 | 17件 | 3.94 | 5件 |
| 2024年10月11日以降 | BD-S1N | 4件 | 4.75 | 0件 |
後半はまだ4件しかないので、これだけで結論を出すことはできません。ただ、★3以下の5件がすべて初代BD-S1の期間に集まっているのは事実です。
低評価はカールブラシに集中している
★3以下の内容を読むと、話題が2つに絞られます。ひとつがカールブラシです。
- ★1(2023年8月)「3日目からくしがポロポロと使用中に外れてきます」「今では中央部がゾッコリ外れてしまいました」
- ★4(2023年1月)「くしがボキボキ折れる。くしだけ別売りして欲しい」
- ★3(2022年10月)「ブラシの頭皮への当たりがまぁまぁ痛いです。滑りも余り良くなく引っ掛かります」
- ★3(2023年9月)「ブラシの先端のあたりが、痛いので、もう少し丸い先端だといいのでは」
4件とも初代BD-S1の期間の投稿です。BD-S1Nでメタルプレートと通気孔が変わったのは、この声への答えだったと読めます。
cadoのサポートページにも「使用中にカールブラシが取れてしまう」という項目が独立して置かれていて、「カチッと音がなるまでブラシを本体側に少し押し込んでください」と案内されています。爪でロックする構造なので、押し込みが足りないと外れるという説明です。
なお、カールブラシの単品販売は公式ストアの消耗品カテゴリに見当たりませんでした。「くしだけ別売りして欲しい」という要望は、いまのところ叶っていません。
音の大きさは世代をまたいで指摘されている
もうひとつがモーター音です。こちらは改良の対象になっていないようで、新旧どちらの期間にも出てきます。
- ★2(2023年6月)「とにかく音がうるさい!!耳が死にます」
- ★3(2023年7月)「騒音計で測ってみたい位 音が大きいです」「耳が過敏な方はカールドライヤーとして(耳回りで)使うのは弱でも無理だと思います」
- ★4(2025年3月・BD-S1N)「他の方のレビューにもありましたが、本当に音が大きいので星マイナス1です」
cadoは運転音の数値を公表していません。細い吹出口から2.0㎥/minを出す構造上、高い音は出やすくなります。静かさを最優先にする方には向きません。
高評価は「軽さ」に集まる
一方で★5の理由はきれいに揃っています。
- ★5(2024年5月)「リウマチで乾かすのさえ辛くなったのですが、軽さとスティック型のお陰で大助かりです」
- ★5(2023年8月)「握力9しかなく手の震えに問題を抱えている私でも本当に軽くて扱いやすく高性能」
- ★5(2023年6月)「普通のクルクルドライヤーよりきれいにブローできます。乾かすのも時短になりました」
腕を上げ続けるのがつらい方にとって、298gという重さはそのまま解決策になっています。これは3台に共通する価値です。
\限定モデルは公式ストアだけの取り扱い/
\カールブラシが新しいのは現行モデル/
cado BLACK BATONのメリットとデメリット

メリット
- ボタンもコードも含めた全パーツがブラックで、洗面台に置いたときの主張が少ない
- RAMIDUS製の専用ポーチが付き、本体・カールブラシ・コードをそれぞれ別のポケットに分けて収納できる
- fragment designとの初のコラボレーションで、再販を経てもなお公式ストアに残っている希少な一台
デメリット
- 本体性能はbaton(BD-S1N)と同じで、19,580円ぶんの機能差はない
- カールブラシが改良前の初代仕様で、低評価が集中していた世代のまま
- 楽天・Amazonに新品の出品がなく、ポイント還元やセールの選択肢が使えない
cado baton(BD-S1N)のメリットとデメリット

メリット
- カールブラシにメタルプレートが入り、通気孔の形状も改良されている
- 公式ストアならメーカー保証が2年つき、延長保証も3年ぶんで2,530円と安い
- 楽天・Amazon・家電量販店で扱いがあり、価格.com最安は26,920円まで下がる
デメリット
- モーター音の大きさは初代から変わっておらず、複数のレビューで指摘され続けている
- 吹出口が細いぶん風の届く範囲が狭く、慣れるまで狙いにくいという声がある
cado BLACK BATONとbaton BD-S1Nはどちらを選べばいいのか
判断の分かれ目は、19,580円を色とポーチに払う気があるかどうかの一点です。
BLACK BATONが向いている方

- 洗面台やドレッサーを黒でまとめている方
- fragment designのプロダクトを集めている方
- カールブラシはほとんど使わず、乾かす道具として使う方
baton(BD-S1N)が向いている方

- ブローやスタイリングにカールブラシを使う方
- 腕が疲れないドライヤーを探していて、色にこだわりがない方
- 出張や旅行に持ち出す前提で、軽さと収納性を重視する方
\黒でそろえたい方はこちら/
\迷ったら現行モデルが確実です/
cado batonを買う前に確認すべきこと
- 定格15A以上のコンセントを単独で使います。800Wなので、たこ足配線は避けてください
- 吸込口の掃除が月1回以上必要です。フィルターカバーを反時計回りに回して外します。ふさがったままだと温風が冷風に切り替わることがあります
- カールブラシは十分に冷えてから外します。運転直後は吹出口もブラシも高温です
- カールブラシの単品販売はありません。破損したときに部品だけ買い替える手段が用意されていません
- 運転音の数値は公表されていません。音に敏感な方は実機を店頭で確かめてください
- BLACK BATONは公式ストア以外に新品の入手先がありません。在庫状況は購入前に確認してください
cado BLACK BATONとbaton BD-S1Nの比較まとめ
2台の違いは、色とポーチとカールブラシの世代に集約されます。乾かす性能そのものは、どちらを選んでも変わりません。
19,580円を上乗せして得られるのは、藤原ヒロシ氏が手がけたオールブラックの佇まいと、RAMIDUS製の専用ポーチです。ここに価値を感じるなら、BLACK BATONは納得のいく買い物になります。
そうでなければ、baton(BD-S1N)を選んだうえで浮いた19,580円を別のところに回すほうが、暮らしは確実に良くなります。カールブラシが新しいぶん、道具としてはむしろこちらが上です。
\黒いbatonは49,500円で手に入ります/
\改良後のカールブラシは29,920円から/
よくある質問 (FAQ)
- Qcado BLACK BATONとbaton BD-S1Nで、髪の乾く速さは違いますか?
- A
変わりません。風量は約2.0㎥/min、消費電力は約800W、風温は最高85℃で、2台とも同じ数値です。乾く速さで選ぶ理由はありません。
- QBLACK BATONのカールブラシは、BD-S1N用のものと交換できますか?
- A
cadoはカールブラシを単品販売していないため、正規の入手経路がありません。公式ストアの消耗品カテゴリにも掲載がないので、必要ならサポートへ確認してください。
- Qcado batonは楽天やAmazonでも買えますか?
- A
baton(BD-S1N)は楽天市場・Amazon・ヨドバシカメラなどで扱いがあり、価格.comの最安は26,920円です。一方でBLACK BATONは新品の出品が見当たらず、cado公式ストアが実質的な入手先になります。
\限定カラーは在庫のあるうちに/
\2年保証つきの現行モデルはこちら/







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