ワンダム BLOW+ HBD-702Fレビュー|業務用との違いは電源コードだけ

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毎日使うドライヤーを買い替えようと調べていると、家電量販店の棚では見かけないブランドが検索結果に出てくることがあります。

ワンダム(Onedam)は、大阪の三木電器産業が2003年からサロン専売で理美容家電をつくってきたメーカー。美容室で使われているモデルを家庭用にアレンジしたのが、今回取り上げる「BLOW+ HBD-702F」です。

気になるのは、家庭用にアレンジされたぶん、性能が落ちていないかという点ではないでしょうか。

結論からお伝えすると、メーカーが公表しているスペックを業務用モデルと並べたとき、変わっていたのは電源コードの長さだけでした。この記事では、その根拠と、口コミに繰り返し出てくる不満、そして買う場所で変わる保証期間を整理します。

ワンダム BLOW+ HBD-702Fの基本情報

BLOW+ HBD-702Fは、消費電力1200Wのブラシレスモーターを積んだ大風量ドライヤーです。本体414gと軽く、折りたたんで持ち運べて、100-240Vの自動電圧検知で海外でもそのまま使えます。

項目内容
ブランドOnedam(ワンダム)/三木電器産業株式会社
型番HBD-702F(一般用)
公式ストア価格19,800円(税込)
消費電力1200W
電源100-240V 50/60Hz(自動電圧検知機能付)
風速3段階(約28m/秒まで)
温風温度5段階+クールショット(約40〜100℃)
重量約414g(本体のみ)
寸法W217×H217×D61mm(ノズル含まず)
折り畳み寸法W217×H100×D61mm(ノズル含まず)
電源コード1.8m
付属品マグネット式集風ノズル×1、収納袋×1
カラーブラック/ホワイト
原産国中国

メーカーによると、生産は主に韓国や中国で行い、製品企画・品質管理・検品は日本国内で行っているとのことです。

ワンダム BLOW+ HBD-702Fの主な特徴

特徴は「風速」「温度の刻み方」「持ち運びやすさ」の3つに集約されます。いずれもサロンで使われるモデルをそのまま引き継いだ部分です。

28m/秒を超える風速を414gの本体で出す

メーカーは風速28m/秒オーバーと公表しています。これを支えているのが高性能BLDC(ブラシレスDC)モーターです。

ブラシレスモーターはブラシの接触がないため摩耗せず、モーター内での火花やノイズの発生も抑えられるとメーカーは説明しています。

そして本体は約414gです。風量の大きいドライヤーは重くなりがちですが、ロングヘアを乾かしている途中で腕が下がってくる、という状況は起きにくい重さです。

温風5段階とクールショットで18通りの風をつくる

温度は約40〜100℃を5段階、風速はHIGH・MIDDLE・LOWの3段階。組み合わせると18通りになります。

この刻みの細かさが効いてくる理由を、メーカー自身が説明しています。髪のタンパク質であるケラチンは熱に弱く、約60℃で熱変性を起こすと言われている、という記載です。

つまり「熱いほど早く乾く」と「熱いほど傷む」のあいだで、自分の髪に合う点を選べる構造になっているということです。温風5秒と冷風7秒を自動で切り替える「ケアモード」も、同じ考え方の延長にある機能です。

前回の設定を記憶するレジューム機能があるので、毎回選び直す手間はありません。

100-240V対応と折りたたみで旅行にも持ち出せる

電源は100-240Vに対応し、自動電圧検知機能が付いています。海外で電圧切り替えスイッチを操作する必要はありません。ただし渡航先に合わせた変換プラグは別途必要です。

折りたたむと高さが217mmから100mmになります。スーツケースの中で場所を取らない形に畳めるということです。

集風ノズルはマグネット式で、着け外しに力が要りません。

業務用ABD-702Fとの違いは電源コードの長さだけ

ワンダムには、サロン専売の業務用「ABD-702F」という同名モデルがあります。メーカー公式の業務用ページと、一般用HBD-702Fの仕様表を並べたところ、数値が違ったのは電源コードの長さだけでした。

メーカーも一般用について「サロンのトッププロが使用しているモデルを一般用にアレンジ(電源コード2.8m→1.8mに変更)」と説明しています。

項目HBD-702F(一般用)ABD-702F(業務用)
消費電力1200W1200W
電源100-240V 50/60Hz100-240V 50/60Hz
温度/風速5段階+クールショット/3段階5段階+クールショット/3段階
寸法W217×H217×D61mmW217×H217×D61mm
折り畳み寸法W217×H100×D61mmW217×H100×D61mm
重量約414g約414g
電源コード1.8m2.8m
付属品マグネット式集風ノズル×1、収納袋×1マグネット式集風ノズル×1、収納袋×1
購入経路公式ストア・ECサイトサロン・ディーラー専売

コードが1m短くなった理由は、使う場所の違いで説明がつきます。サロンではセット椅子まわりを移動しながら使うので長さが要りますが、洗面所のコンセント前で使うなら1.8mで足ります。裏を返せば、コンセントから鏡まで距離がある住まいでは、この1.8mが唯一の確認ポイントになります。

なお業務用のABD-702Fはサロン専売で、個人が直接買うことはできません。同じ中身を家庭で使いたいなら一般用のHBD-702Fを選ぶ、というのが正しい理解になります。

ワンダムのドライヤー3機種のうち、どれを選ぶか

公式ストアで一般向けに買えるドライヤーは3機種あります。価格が同じHBD-702FとHBD-701Fの違いがわかりにくいので、先に整理しておきます。

項目BLOW+ HBD-702FBLOW+ Spiral HBD-701FSalondays SHD-501F
公式ストア価格19,800円19,800円6,380円
海外対応100-240V対応国内専用(100V)海外対応
温度調整温風5段階+クールショット温風・冷風切替温風・冷風の自動切替
重量約414g約430g非公表
ノズルマグネット式集風ノズルスパイラルノズル+通常ノズル非公表
Wコートイオン4000万個/cc以上非公表1000万個/cc以上

同じ19,800円なら、海外で使えて温度を5段階から選べるHBD-702Fのほうが選択肢は広くなります。HBD-701Fはらせん状の風を出すスパイラルノズルが持ち味なので、その風が目当てでなければ702Fで良いはずです。

旅行用の2台目が欲しいだけなら、6,380円のSHD-501Fという選び方もあります。ただしWコートイオンは1000万個/cc以上、風速は20m/秒オーバーで、702Fより一段控えめです。

1回あたりの電気代と、買う場所で変わる保証期間

BLOW+ HBD-702Fを毎日使ったときのコストを、公表されている定格消費電力から計算します。前提は1200W、電気料金は31円/kWhです。

計算式は「1200W × 使用時間(時間)÷ 1000 × 31円」です。温度と風速を下げれば消費電力も下がるので、この数字は上限にあたります。

1回の使用時間消費電力量電気代
3分0.06kWh約1.9円
5分0.10kWh約3.1円
8分0.16kWh約5.0円

毎日5分使うと年間36.5kWh、電気代は約1,131円です。本体19,800円を3年(1,095回)使うとすると1回あたり約18円かかるので、電気代と合わせて1回およそ21円という計算になります。

もうひとつ、見落としやすいのが保証期間です。同じ製品でも、どこで買うかで年数が変わります。

購入先保証期間条件
公式ストア(onedam.jp)2年公式ストア特典。条件なし
楽天市場の公式店1年+1年商品到着後2週間以内に商品レビューを投稿
Amazonの公式ストア出品1年
Yahoo!ショッピングの公式ストア1年

公式ストアは通常1年のメーカー保証を2年へ延長する特典を出しています。楽天の公式店も2年にできますが、到着後2週間以内にレビューを投稿するという条件が付きます。

本体価格はセールやクーポンの状況で上下するので、安いほうを選んだ結果、保証が1年になっていたということが起こり得ます。口コミには「前のドライヤーが3年半で突然壊れた」という声も出てくるので、差額と保証年数はセットで比べたほうが納得できるはずです。

ワンダム BLOW+ HBD-702Fの口コミの傾向

4つの販売チャネルに投稿されているレビューは合計245件で、平均評価はいずれも4.5以上でした。件数が最も多いのは楽天市場の公式店です。

掲載先件数平均評価
楽天市場の公式店156件4.52
Yahoo!ショッピングの公式ストア40件4.63
Amazon40件4.5
公式ストア(onedam.jp)9件5.00

楽天の156件を星の内訳で見ると、星3以下は合計10件にとどまります。

評価件数
星599件
星447件
星35件
星22件
星13件

繰り返し出てくる不満は3つ

低評価と、星4以上でも但し書きの付いているレビューを読むと、指摘は3点に集まります。

ひとつ目は折りたたみです。「最初ドライヤーの折りたたみハンドルを回すのが難しいのでそこだけが難点です」という声があり、別のレビューでも「折りたたみ方が少しやり辛いです」と書かれています。慣れれば大丈夫という続きが付くことが多いものの、購入直後に戸惑う方は一定数いるようです。

ふたつ目は音です。「高くてシャー!!という音が出ます。うるさくはないけどちょっと耳障りでした」という表現がある一方、「音も思ったより静かでした」という逆の評価も同じくらい見つかります。音量というより、音の高さの好みで割れている印象です。

3つ目は熱の当たり方です。「80度で乾かしていると手や地肌が熱さを感じることがあります。今まで使っていたパナソニックの製品では熱すぎることはなかったので、その点だけ残念です」という指摘がありました。温度を1段下げれば済む話ではありますが、他社機から乗り換えた直後は気になる部分かもしれません。

満足の声は風量と軽さと冷風に集まる

高評価に繰り返し出てくるのは、風量・軽さ・冷風の3点です。

「何より風量と軽さに驚きました。多毛、癖毛ですが温度設定を低めにしても風量で乾くといった感じです」という40代の方のレビューは、この製品の性格をよく表しています。

冷風については「冷風に切り替えても風量が変わらないもの(世の中冷風にすると何故か自動で風量が下がるドライヤーが多すぎる)という希望をしっかり叶えつつ」という声がありました。夏場や仕上げで冷風を使う方には効いてくる部分です。

重さの体感を具体的に書いたレビューもあります。「軽いので、ミドル世代でも肩が疲れずに持てます。(中略)爆風というより、集中して遠くまで届く風、という体感です」。414gという数字が、腕の疲れという形で返ってきていることがわかります。

口コミの入り口が家電量販店ではない

レビューを読んでいて目についたのが、購入のきっかけです。楽天の1ページ目に表示された30件のうち、7件が美容師や美容室をきっかけに挙げていました。

「行きつけの美容師さんに、髪の量が多く硬めなので『風量が強いものが合うのでは』とこちらの商品を勧めてもらい、購入しました」「美容院のセルフドライヤー時に使わせてもらっていたメーカーのドライヤーで(中略)ずっと気になっていて購入しました」といった内容です。

家電量販店の売り場では見かけないブランドが、施術中の会話やセルフブローの体験を通じて広がっている。サロン専売を20年以上続けてきたメーカーらしい売れ方です。

ワンダム BLOW+ HBD-702Fのメリットとデメリット

ここまでの一次資料と口コミを踏まえて、良い点3つと弱い点2つに整理します。

メリット

  • サロン専売モデルと同じ中身を家庭で使える:業務用ABD-702Fとの公表スペックの違いは電源コードの長さだけです。
  • 28m/秒超の風量を414gで扱える:多毛・くせ毛でも温度を上げずに乾かせたという声が複数あります。
  • 温度5段階と冷風で乾かし方を選べる:冷風でも風量が落ちないため、仕上げや夏場に使いやすい設計です。

デメリット

  • 折りたたみハンドルに慣れが要る:回しにくいという指摘が複数のレビューに出ています。毎回畳まずに使っている方もいます。
  • モーター音が高めに感じられることがある:静かという評価と耳障りという評価に割れており、音の高さが合わない可能性があります。

ワンダム BLOW+ HBD-702Fはこんな方におすすめ

この製品が向いているのは、風量を最優先しつつ、腕への負担と持ち運びも譲りたくない方です。

  • 毛量が多く、いまのドライヤーでは乾くまでに時間がかかっている方
  • 風量のあるドライヤーが重くて手首や肩が疲れている方
  • 年に数回は海外へ行き、現地のドライヤーに満足できていない方
  • 髪の傷みが気になり、低い温度で乾かしたい方
  • 美容室で使われている機種を家でも使いたい方

逆に、静かさを最優先する方や、洗面所のコンセントから鏡まで距離がある住まいの方は、音の傾向と1.8mというコード長を先に確認したほうが安全です。

ワンダム BLOW+ HBD-702Fを買う前に確認すべきこと

購入後に「そういうことか」となりやすい点を4つ挙げます。いずれもメーカー公式とレビューで確認できる内容です。

  • 電源コードは1.8m:コンセントから鏡までの距離を測っておくと安心です。
  • 海外では変換プラグが別途必要:電圧の自動検知には対応していますが、プラグ形状までは変換されません。
  • 保証年数は購入先で変わる:公式ストアは条件なしで2年、楽天の公式店はレビュー投稿で2年、それ以外は1年です。
  • 静電気の抑制効果には条件がある:メーカーは「ご使用環境や個人差により効果が異なる場合があります」「ノズルを外した状態で最も静電気を抑制します」と注記しています。

まとめ

ワンダム BLOW+ HBD-702Fは、サロン専売の業務用モデルと公表スペックが同じで、違いは電源コードが1m短いことだけでした。19,800円という価格は、その中身を家庭で使えることへの対価だと考えると納得しやすくなります。

口コミ245件の平均は4.5以上で、風量・軽さ・冷風の3点が繰り返し評価されています。一方で折りたたみハンドルの操作性と、モーター音の高さは好みが分かれる部分です。

残るのは、保証を2年にしておくか1年で妥協するかという選択です。ここだけは買う場所で決まってしまうので、購入前に確認しておくことをおすすめします。

よくある質問 (FAQ)

Q
ワンダム BLOW+ HBD-702Fと業務用のABD-702Fは何が違いますか?
A

メーカーが公表しているスペックのうち、違うのは電源コードの長さだけです。一般用のHBD-702Fが1.8m、業務用のABD-702Fが2.8mになっています。消費電力1200W、重量約414g、温度5段階と風速3段階、寸法はいずれも同じです。なお業務用はサロン・ディーラー専売のため、個人が直接購入することはできません。

Q
ワンダム BLOW+ HBD-702Fは海外でそのまま使えますか?
A

電源が100-240V 50/60Hzに対応し、自動電圧検知機能が付いているため、電圧切り替えの操作は不要です。ただし渡航先のコンセント形状に合わせた変換プラグは別途用意する必要があります。折りたたむと高さが100mmになるので、スーツケースにも入れやすい形です。

Q
ワンダム BLOW+ HBD-702Fの保証期間は何年ですか?
A

メーカー保証は1年です。ただし公式ストア(onedam.jp)で購入すると特典として2年間に延長されます。楽天市場の公式店では、商品到着後2週間以内に商品レビューを投稿すると1年延長されて2年になります。AmazonとYahoo!ショッピングの公式ストアは1年です。

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