【ヘアアイロン】cado BI-G1レビュー|口コミの「開かない」は毛束3〜5cmの設計

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前髪だけ整えたいのに、手にしたアイロンが大きすぎて持て余す。朝の支度でそんな遠回りをしていませんか。

cado(カドー)のストレートヘアアイロン「BI-G1」は、質量が約186g、本体の幅が約32mmという細身の1台です。価格は24,800円。ストレートアイロンとしては高い部類に入ります。

この製品の口コミを読み進めると、評価がきれいに割れる一点が見つかります。「プレートが大きく開かない」という指摘です。ある方はこれを不満として書き、別の方はまったく同じことを長所として書いています。

取扱説明書を開くと、この分かれ方には理由がありました。BI-G1は、そもそも一度に多くの髪を挟む道具として作られていないのです。

\ プロが選ぶ理由は、その細さにあります /

cado BI-G1 ストレートヘアアイロンの基本情報

BI-G1は、くせ毛や縮毛の悩みに向けてcadoが設計したストレートヘアアイロンです。質量約186gと軽く、AC100-240Vに対応しているため変圧器なしで海外でも使えます。

項目内容
型名BI-G1
価格24,800円(税込)
カラークールグレー/ホワイト
電源AC100-240V 50-60Hz
消費電力38W(0.5時間あたりの平均電力)
プレート温度約100℃〜約200℃
質量約186g(電源コードを除く)
外形寸法高さ約239mm×幅約32mm×奥行約40mm
電源コード長さ約1.8m
付属品取扱説明書(保証書)、耐熱シート
メーカー保証2年

消費電力の38Wには注釈が付いています。これは0.5時間あたりの平均電力で、最大電力はAC100V時で約306W。他社が最大値で表記している場合、38Wという数字とそのまま並べて比べることはできません。

cado BI-G1の主な特徴

BI-G1の性格は、細さ・海外対応・温度の刻みの3つに表れています。どれも「一度にたくさん」ではなく「狙った場所を確実に」という方向にそろっています。

約186g・幅32mmという持ち運べるサイズ

本体は幅が約32mm、奥行が約40mm。質量は電源コードを除いて約186gで、同じ価格帯のストレートアイロンと比べると半分近い軽さになります。腕を上げたまま後頭部を扱う時間が長いほど、この差は効いてきます。

AC100-240V対応で変圧器がいらない

取扱説明書には「変圧器(トラベルコンバーター)等は不要です」と明記されており、渡航先のプラグ形状に合った市販のアダプターだけで使えます。

ただし条件があります。取扱説明書は「海外でご使用中に発生した故障や破損などは保証期間内であっても有償修理の対象となります」と記載しています。海外で使えることと、海外で保証が効くことは別だと理解しておく必要があります。ホテルの浴室にあるシェーバー用コンセントでは使えないことがある点も案内されています。

100〜200℃を10℃刻みで設定できる

温度は約100℃から約200℃まで、ボタンを押すごとに10℃単位で変えられます。停止したときの設定温度を記憶する温度メモリー機能があるので、毎回同じ温度から始める方は設定し直す手間がありません。

取扱説明書には髪質別の目安もあります。200〜160℃が硬毛・太毛・強いくせ毛、160〜140℃が普通毛・くせ毛・ダメージ毛、140℃以下が軟毛・細毛・ヘビーダメージ毛です。10℃刻みという細かさは、この目安の中で自分の髪に合う一点を探すためのものだと分かります。

\ 約186g。前髪だけなら手早く終わります /

取扱説明書が指定する毛束は「3〜5cm」

BI-G1の口コミで最も意見が割れるのが、プレートの開き方です。結論からいうと、これは不具合ではなく設計です。取扱説明書が、挟む毛束の量を最初から指定しています。

「髪をセットする」の項にはこう書かれています。毛束を3〜5cm程度とり、プレートの中央ではさむ。そして髪の根元から毛先に向けてゆっくりとまっすぐに移動させる。続けて「毛束が多すぎるとセットしにくくなります」とも注意されています。

一度に大きく髪を取って一気に伸ばす使い方は、はじめから想定されていません。3〜5cmという幅は、指2本ぶんほどです。

この前提を知っているかどうかで、同じ製品の評価が正反対になります。楽天のレビューには「挟む部分があまり大きく開かないのでたくさんの髪の毛は挟めません」という声がある一方、「あまり大きく開かないため髪を取りすぎないので逆に良いと思います」という声も並んでいます。後者は取扱説明書の使い方にそのまま合致しています。

ロングヘア全体を短時間で伸ばしたい方には、この設計は明確な弱点です。逆に、前髪・顔まわり・襟足といった細かい部分を確実に決めたい方には、取りすぎないことが利点になります。BI-G1を選ぶかどうかは、髪の長さよりも「どこを整えたいか」で決まります。

保証2年の価値を、cado自身の価格表から逆算する

BI-G1は24,800円ですが、この金額は購入先を選んでも変わりません。差が出るのは保証です。そして保証の金額的な価値は、cadoが公表している延長保証の価格から計算できます。

公式ストアはメーカー保証2年を標準で付けたうえで、有償の延長保証を用意しています。価格は+1年が1,320円、+2年が1,870円、+3年が2,530円。つまりcado自身が、保証1年ぶんを1,320円と値付けしていることになります。

購入先本体価格保証1年ぶんに換算した差
cado公式ストア24,800円メーカー保証2年基準
Amazon(第三者出品)24,799円出品者により異なる1年短ければ実質1,321円の差
楽天・Yahoo!(正規販売店)24,800円店舗により異なる購入前の確認が必要

Amazonには24,799円という表示があり、公式より1円安く見えます。ただし出品しているのはcadoではなく第三者の販売店で、保証の扱いは出品者ごとに変わります。仮に保証が1年だとすると、1円の値引きと引き換えに1,320円ぶんの保証を手放す計算です。同じ出品一覧には中古品が25,419円で並んでおり、中古のほうが新品より620円高いという状態でした。流通量そのものが多くない製品だと分かります。

最長5年まで延ばす場合は24,800円+2,530円で27,330円。5年間使うとして1年あたり5,466円です。なお電気代は判断材料になりません。消費電力38W(0.5時間あたりの平均電力)で1日10分使うと1回あたり約0.20円、毎日使っても年間で約72円です。

cado BI-G1の口コミの傾向

BI-G1のレビューは楽天市場に集中しています。cadoの公式ストアにはレビュー機能がなく、Amazonは1件のみです。

取得元平均評価件数
楽天(インテリアショップroomy)4.73117件
楽天(セレクトショップAQUA)4.8158件
楽天(その他2店舗)4.58/4.8812件/8件
Amazon4.01件
cado公式ストアレビュー機能なし

件数の多い2店舗(合計175件)の内訳は、roomyが星5=87件・星4=28件・星3=2件で星2と星1は0件、AQUAが星5=48件・星4=9件・星3=1件で星2と星1は0件でした。低評価がほぼ存在しないという珍しい分布です。

繰り返し出てくる満足点

高評価に共通するのは、軽さ・立ち上がりの速さ・前髪の扱いやすさの3点です。

  • 「軽くて、立ち上がりがはやい。前髪だけって時も直ぐ使えるので重宝してます」
  • 「ほんとにあっという間に設定温度になり、しっかりストレートになります。1日中戻りませんでした」
  • 「プレート部分が細めなので、前髪など細かい部分が特に使いやすいです」

もう一つ、購入のきっかけに特徴があります。「行きつけの美容室で使っていてとーってもよかったので思い切って購入しました」「行きつけのサロンで使ってるもので、スタイリストさんに薦められ購入してみました」。実物に触れてから買った方が非常に多いのです。中には「ホテルに宿泊した際、貸出で利用しました。使いやすかったので購入しました」という声もありました。カタログのスペックより先に、手に取った体験で選ばれている製品です。

気になる点として挙がるもの

低評価そのものはほとんどありませんが、星4〜5の本文の中に条件付きの指摘が混ざっています。

  • 「他の方も書いてましたが、挟む部分があまり大きく開かないのでたくさんの髪の毛は挟めませんがこればっかりは慣れかなーと思います」
  • 「プレートの開きが狭いので感覚を掴むまで、ちょっと手こずります」
  • 「少しお高いですが、買って良かったです」

挟める量と価格。指摘はこの2点にきれいに集中しています。

cado BI-G1のメリットとデメリット

メリット

  • 約186gと軽く、幅32mmと細い。前髪や顔まわりなど、狙った場所だけを短時間で整えやすい
  • 100〜200℃を10℃刻みで設定できる。取扱説明書に髪質別の目安があり、自分の髪に合う温度を細かく探せる
  • AC100-240V対応で変圧器がいらない。プラグアダプターだけで渡航先に持って行ける

デメリット

  • 一度に挟める毛束が3〜5cm程度。ロングヘア全体を短時間で伸ばす用途には向かない
  • 閉じた状態でも周囲に熱が伝わる。外側までプレートが配置された構造のため、置き場所に付属の耐熱シートが必要になる

\ 毛束3〜5cmで、狙った場所だけ整える /

他のストレートヘアアイロンとの比較

同じ2万円台のストレートヘアアイロンと並べると、BI-G1の位置がはっきりします。軽さでは頭ひとつ抜けていて、本体の細さも際立っています。

項目cado BI-G1ワンダム The PREMIUM AHI-253CReFa STRAIGHT IRON PRO
価格24,800円21,780円23,000円
質量約186g(コードを除く)約186g(本体のみ)約325g(コードを含む)
プレート温度約100〜200℃(10℃刻み)60〜200℃(5℃刻み)140〜220℃(5段階)
電源AC100-240VAC100V(国内専用)AC100-240V
本体の幅約32mm約60mm約39mm

質量の測り方はメーカーごとに違います。BI-G1とAHI-253Cはコードを含まない数値、ReFaはコードを含む数値なので、325gをそのまま倍近い重さと読むのは正確ではありません。それでもBI-G1が軽い部類に入ることは変わりません。

温度の下限を見ると、BI-G1は約100℃、ワンダムは60℃、ReFaは140℃。ダメージが気になる髪を低い温度で扱いたい場合、ReFaは選択肢が140℃からになります。本体の幅ではBI-G1の約32mmが最も細く、これが「前髪が扱いやすい」という口コミにつながっています。

価格帯を思い切り下げた選択肢と比べたい方は、3,000円台の定番機のレビューもあわせてご覧ください。

cado BI-G1はこんな方におすすめ

BI-G1は万能機ではありません。向き不向きがはっきりしている道具です。

  • 前髪・顔まわり・襟足など、細かい部分を確実に決めたい方
  • 腕への負担を減らしたい方。約186gは同価格帯で最軽量クラスです
  • 出張や旅行に持って行きたい方。変圧器なしでAC100-240Vの地域に対応します
  • ダメージが気になる髪を100〜140℃の低めの温度で扱いたい方

逆に、ロングヘア全体を毎朝まとめて伸ばしたい方には向きません。一度に挟める毛束が3〜5cmなので、作業の回数が増えます。プレート幅の広い機種を選んだほうが目的に合います。

\ 24,800円はどこで買っても同じ。差は保証です /

cado BI-G1を購入する前に確認すべきこと

取扱説明書に書かれていて、商品ページでは触れられていない注意点があります。買ってから戸惑わないために、先に押さえておきたい点をまとめました。

置き場所には耐熱シートが必要

取扱説明書はこう明記しています。本製品は外側までプレートが配置されている構造のため、本体を閉じてもプレートの熱が伝わりやすく、テーブル面など周囲のものが変形、変色するおそれがある。使用中や使用直後に本体を置くときは、必ず付属の耐熱シートの上にプレート部を置いてください。

端まで挟めるという長所と、閉じても熱が伝わるという短所は、同じ構造から来ています。付属の耐熱シートは置き場所を決めておくのが安全です。

電源ボタンは3秒以上押す

電源はボタンを3秒以上押して入れます。停止も3秒以上の長押しです。短く押しても反応しないため、取扱説明書の「故障かな?」にも「電源ボタンを短く押していませんか?」という項目が用意されています。運転開始から約60分で自動的に停止する機能もあります。

カラーやパーマの直後は使えない

取扱説明書には待機期間の指定があります。ストレートパーマをかけた場合は施術の効果を維持するため3〜4日は使用しない。ヘアカラーで毛染めした場合は2〜3日たってから使う。色落ちや、本体への色素付着による破損を防ぐためです。

また、パーマ液と同じ成分(チオグリコール酸、システイン)が入ったスタイリング剤は使用できません。スタイリング剤やセット剤の併用そのものが、プレートの変質や故障の原因になるとして避けるよう書かれています。

まとめ|cado BI-G1は「狭く確実に」を選ぶ道具

cado BI-G1は24,800円のストレートヘアアイロンです。質量は約186g、本体の幅は約32mm。一度に挟める毛束は、取扱説明書が3〜5cm程度と指定しています。

口コミで意見が割れる「プレートが大きく開かない」という点は、不具合ではなく設計です。ここを理解していれば判断は難しくありません。前髪や顔まわりを確実に決めたい方には強く働き、ロングヘア全体を一気に伸ばしたい方には作業の回数として跳ね返ってきます。

購入先による価格差はほぼなく、違いは保証です。cadoの公式ストアはメーカー保証2年が標準で、有償で最長5年まで延ばせます。延長保証が1年1,320円という価格表からすると、保証の有無は千円単位の差になります。

\ 仕様も取扱説明書も公式で確認できます /

よくある質問 (FAQ)

Q
cado BI-G1で一度に挟める髪の量はどのくらいですか?
A

取扱説明書では毛束を3〜5cm程度とり、プレートの中央ではさむよう指定されています。毛束が多すぎるとセットしにくくなるとも書かれているため、一度に大きく取って伸ばす使い方は想定されていません。前髪や顔まわりなど、細かい部分を確実に整える用途に向いた設計です。

Q
cado BI-G1は海外でも使えますか?
A

電源はAC100-240V 50-60Hzに対応しているため、渡航先のプラグ形状に合った市販のアダプターがあれば変圧器なしで使えます。ただし海外で使用中に発生した故障や破損は、保証期間内であっても有償修理の対象になります。ホテルの浴室にあるシェーバー用コンセントでは使えないことがある点も案内されています。

Q
cado BI-G1の温度は何℃に設定すればよいですか?
A

約100℃から約200℃まで10℃刻みで設定できます。取扱説明書の目安では、硬毛・太毛・強いくせ毛が200〜160℃、普通毛・くせ毛・ダメージ毛が160〜140℃、軟毛・細毛・ヘビーダメージ毛が140℃以下です。最後に設定した温度を記憶する機能があるため、毎回同じ温度で使う方は設定し直す必要がありません。

\ 前髪を狙って整えるための、細いアイロンです /

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