外まわり掃除の道具おすすめ3選|マキタは本体7,980円でも実質25,759円

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夏のあいだ見て見ぬふりをしていたベランダの床。
9月に入って風が入るようになると、手すりの内側にたまった砂と、排水口まわりの黒ずみが急に目につくようになりませんか。

落ち葉が本格的に降り始める前のこの時期は、外まわりを一度リセットしておくのにちょうどいいタイミングです。
ただ、道具を選ぼうとすると「高圧洗浄機」「ブロワ」「モバイル洗浄機」と方式がバラバラで、価格も7,980円から34,800円まで4倍以上の開きがあります。

この記事では、水で流す・風で飛ばす・出先でも流す、という3つの方向から1台ずつ選びました。
そして順位は本体価格ではなく、バッテリーや充電器まで含めて「使い始められるまでにいくらかかるか」で並べています。この基準に変えると、いちばん安く見えた製品が真ん中に落ちます。

▼ケルヒャー OC Handy Compact

▼マキタ 充電式ブロワ UB185DZ

▼ケルヒャー K3 サイレント プラス ベランダ

外まわり掃除の道具おすすめ3選をどう選んだか

選定基準は「今週末から実際に使い始められるか」の一点に置きました。
マンションのベランダでも使えること、そして本体を買っただけで動くことを重視しています。

高圧洗浄機カテゴリだけで価格.comには547製品、ブロワは230製品が登録されています。
ここから次の4つの条件で絞り込みました。

  • 集合住宅のベランダで使える方式であること(大量の水を流し続ける前提の機種は外す)
  • 実勢価格が5,000円以上で、現在購入できること
  • 用途が重ならないこと(同じ役割の機種を2台入れない)
  • 価格.comのユーザー評価が確認できること

3方向に分けたのは、外まわりの汚れが「水でないと落ちないもの」と「風で飛ばせば済むもの」に分かれるからです。
床にこびりついた黒ずみに風は効きませんし、乾いた落ち葉に高圧の水をかけるのは手間が増えるだけです。

外まわり掃除の道具おすすめ3選 比較表

3台は方式も重さも価格帯も違うため、同じ土俵で優劣はつきません。
まずは「何ができて、何を用意する必要があるか」を並べます。

項目1位 ケルヒャー
OC Handy Compact
2位 マキタ
UB185DZ
3位 ケルヒャー K3
サイレント プラス ベランダ
方式水(中圧)水(高圧)
本体の最安価格13,319円7,980円34,800円
実質価格13,319円25,979円34,800円
圧力・風量最大1.5MPa
吐出水量150L/h
最大風量3.2m³/分
最大風速98m/s
最大10MPa
吐出水量360L/h
電源内蔵バッテリー
(USB-C充電)
18Vバッテリー
(別売)
AC100V
(コード5m)
水源ペットボトル
バケツ
不要水道直結
/自吸
連続使用時間標準12分
エコ30分
強13分/中30分
弱80分
電源が続く限り
重さ0.8kg1.8kg
(バッテリー込み)
12.7kg
価格.com満足度4.80(5件)4.54(25件)3.98(3件)

購入判断をいちばん左右するのは「実質価格」の行です。
本体価格と順番が入れ替わる理由を、次の章で内訳から出します。

▼ケルヒャー OC Handy Compact

▼マキタ 充電式ブロワ UB185DZ

▼ケルヒャー K3 サイレント プラス ベランダ

本体7,980円のマキタが、実質25,979円になる理由

マキタ UB185DZ は本体のみの型番で、18Vバッテリーと充電器が付属しません。
純正のバッテリーと充電器を足すと、支払う金額は本体価格の3.2倍になります。

内訳は次のとおりです。バッテリーはBL1830B(18V・3.0Ah)、充電器はDC18SDで、どちらもマキタ純正の実勢価格です。

製品本体の最安価格使い始めに追加で必要なもの実質価格
ケルヒャー
OC Handy Compact
13,319円なし
(バッテリー内蔵・USB-C充電)
13,319円
マキタ
UB185DZ
7,980円BL1830B 約10,480円
+DC18SD 7,299円
25,759円
ケルヒャー K3
サイレント プラス ベランダ
34,800円水道ホース
(市販品・自宅にあれば0円)
34,800円

楽天市場には本体・バッテリー・充電器をまとめたセット品が25,979円で出ています。
別々に買っても25,759円ですから、どちらを選んでも金額はほぼ変わりません。

つまり「7,980円のブロワ」は、すでにマキタの18V機を持っている人にとっての値段です。
インパクトドライバーや充電式クリーナーを使っていてバッテリーが余っているなら7,980円ですが、はじめてマキタ製品を買う場合は2万5千円台の買い物になります。

逆にケルヒャー OC Handy Compact は、内蔵バッテリーをUSB-Cで充電する方式なので追加費用がありません。
K3 サイレント プラス ベランダも、水道ホースさえ持っていれば本体価格のままです(ホースは付属しないとメーカー公式に明記されています)。

この基準で並べ直すと、順位は 13,319円 → 25,759円 → 34,800円 になります。
本体価格だけを見て「ブロワがいちばん安い」と判断すると、レジで1万8千円ぶん驚くことになります。

1回の掃除にかかる水道代と電気代は、3台とも数十円以内

ランニングコストは、どれを選んでも家計に影響しない水準でした。
いちばん高いK3でも1回あたり約42円、いちばん安いマキタは約2円です。

計算の前提は、電気代31円/kWh、水道代は上下水道の合計を1m³=240円として1Lあたり0.24円としています。
使用時間は各社が公表している1回あたりの連続使用時間に合わせました。

製品1回の使用時間使う水の量水道代電気代合計
ケルヒャー K3
サイレント プラス ベランダ
20分120L28.8円13.4円約42円
ケルヒャー
OC Handy Compact
12分
(標準モード)
30L7.2円0.6円約8円
マキタ
UB185DZ
13分
(強)
0L0円1.7円約2円

計算式はこうです。K3は吐出水量360L/hなので20分で120L、消費電力1.3kWなので0.433kWh。
OC Handy Compactは吐出水量150L/hで12分なら30L、バッテリーは7.2V×2.5Ah=18Whです。マキタはBL1830Bが18V×3.0Ah=54Whで、水は使いません。

毎週末に3台とも使ったとしても、年間の水道代と電気代は合計で2,700円ほどにしかなりません。
つまりこの3台の選択で悩むべきなのは、ランニングコストではなく最初に払う実質価格と、置き場所です。

▼ケルヒャー OC Handy Compact

▼マキタ 充電式ブロワ UB185DZ

▼ケルヒャー K3 サイレント プラス ベランダ

1位 ケルヒャー OC Handy Compact|水道も電源もいらない780g

実質13,319円で、買ったその日から追加購入なしで使えるのがこの1台です。
価格.comの高圧洗浄機カテゴリで満足度4.80、デザインと扱いやすさは項目別1位を取っています。

ケルヒャー OC Handy Compactがおすすめの人

  • マンションのベランダで、水道までホースを引けない方
  • 掃除のたびに機械を出し入れするのが面倒で、道具をしまい込みたくない方
  • 自転車やベビーカー、キャンプ道具など、外で使うものを洗いたい方

ケルヒャー OC Handy Compactの特徴

折りたたむと254×71×186mm、重さは0.8kgです。
付属のアダプターでペットボトルから給水でき、5mの自吸用ホースを使えばバケツやタンクからも吸い上げられます。

圧力は最大1.5MPa。エコモードに切り替えると、ブーストモードに比べて使用水量が24%、消費電力が54%減り、駆動時間が30分まで伸びます。
充電はUSB Type-Cで、車の中やモバイルバッテリーからも充電できます。

価格.comのレビューでは「今までの製品よりだいぶコンパクトになった」「マンションのベランダの清掃と網戸の洗浄の為に購入」といった、置き場所と静かさを評価する声が並びます。

ケルヒャー OC Handy Compactのデメリット

  • ペットボトルだとすぐに水がなくなる — 複数のレビューが同じ指摘をしています。「1リットルのペットボトルが重さ的にはベストだが、すぐに水が無くなる」という声があり、床全体を流すならバケツかタンクからの給水が前提になります
  • 充電が遅く、給電しながら使えない — 標準の充電アダプターで約3時間かかり、PD対応充電器を持っていても高速充電はできません。標準モードの連続使用は12分なので、作業を中断せずに続けたい人には向きません

2位 マキタ UB185DZ|落ち葉と水切りは、風がいちばん速い

乾いた落ち葉や砂ぼこりを片づけるなら、水を使うより風で飛ばすほうが圧倒的に速く済みます。
価格.comのブロワ売れ筋1位で、25件のレビュー平均は4.54です。

マキタ UB185DZがおすすめの人

  • すでにマキタの18V機を持っていて、バッテリーが余っている方
  • 庭や駐車場に落ち葉が吹きだまる戸建てにお住まいの方
  • 洗車後の水切りや、サッシ・網戸の砂ぼこりを短時間で片づけたい方

マキタ UB185DZの特徴

最大風量3.2m³/分、最大風速98m/s。全長517mm、バッテリー込みで1.8kgと軽く、3段階のダイヤル調節に加えて無段変速スイッチが付いています。
騒音は83dB(A)で、従来機の87dB(A)から下がっています。

付属のダストバッグを装着すれば集じん機としても使えます(集じん容量2L)。
1充電あたりの連続使用時間は、強で約13分、中で約30分、弱で約80分です。

価格.comの評価は、デザイン4.27・扱いやすさ4.52・耐久性4.43で、3項目すべてがカテゴリ平均を上回っています(カテゴリ平均はそれぞれ4.14・4.19・4.09)。

マキタ UB185DZのデメリット

  • 塊になった落ち葉には力が足りない — 満足度2をつけたレビューに「溝みたいな山道の葉っぱ掃除に使おうと思いましたがパワー不足でした。塊になった葉っぱには効果がないです」とあります。乾いて散らばった葉が対象と考えたほうがよさそうです
  • トリガーを握り続ける必要がある — 「ずっと握っていないといけないので普通に疲れる」「長時間の使用では握っている指が疲れるのでロックが欲しい」という指摘が複数あります。風量はダイヤルで調節できますが、運転そのものを固定する機構はありません

3位 ケルヒャー K3 サイレント プラス ベランダ|洗浄力は別格、置き場所も別格

床にこびりついた黒ずみや外壁の汚れを本気で落とすなら、この1台以外に選択肢はありません。
ただし12.7kgという重さと、実質34,800円という価格が、そのまま導入のハードルになります。

ケルヒャー K3 サイレント プラス ベランダがおすすめの人

  • 戸建てで、外壁や玄関まわり、駐車場まで一気に洗いたい方
  • 物置や納戸など、12.7kgの本体を置いておける場所がある方
  • 洗車も含めて、年に何度も使う予定がある方

ケルヒャー K3 サイレント プラス ベランダの特徴

最大許容圧力10MPa、最大吐出水量360L/h、消費電力1.3kW。
給水口から取り込んだ水でモーターを冷やす水冷式で、空冷式モデルと比べて駆動音を10dB削減しているとメーカーは説明しています。

ベランダ向けの付属品として「デッキクリーナー PS 20」が同梱されます。
水の飛び跳ねが少なく噴射音を抑えられるため、集合住宅のベランダや浴室、玄関まわりの洗浄に向いた形状です。ブラシヘッドは90度回転します。

高圧ホースは10m、電源コードは5m。メーカー保証は3年(購入後1か月以内のユーザー登録が条件)です。

ケルヒャー K3 サイレント プラス ベランダのデメリット

  • 3台のなかで唯一、扱いやすさがカテゴリ平均を下回る — 価格.comの項目別評価は、デザイン4.46・耐久性4.29がカテゴリ平均(4.13・3.55)を上回るのに対し、扱いやすさだけが3.49でカテゴリ平均4.03に届きません。レビューでは「10mの高圧ホースが硬いので取り回し不便」という指摘が出ています
  • 届いてすぐには使えない — 本体は組み立てが必要で、メーカー公式は組立時間の目安を約20分としています。レビューでは「プラスドライバーで8箇所なため簡単作業→5分」という声もありますが、いずれにしても箱を開けてから水が出るまでにひと手間かかります

選定基準に沿ったスコアリング

冒頭に挙げた「今週末から実際に使い始められるか」という基準を、4つの項目に分けて5点満点で採点しました。
洗浄力の高さではなく、導入のしやすさに重みを置いた採点です。

製品実質価格
の安さ
届いて
すぐ使えるか
汚れを
落とす力
しまう場所
の取らなさ
合計
ケルヒャー
OC Handy Compact
552517
マキタ
UB185DZ
333413
ケルヒャー K3
サイレント プラス ベランダ
225110

「汚れを落とす力」だけで採点すればK3が5点で1位になります。
それでも総合1位をOC Handy Compactにしたのは、買ってから使うまでの摩擦がいちばん小さいからです。780gで水道もコンセントも要らない機械は、面倒だと思う前に手が出ます。

マキタが3点どまりなのは、はじめてマキタ製品を買う人にとって25,759円の買い物になるためです。
すでに18Vバッテリーを持っているなら、この列は5点に読み替えてください。順位が変わります。

業者に頼むのと比べると、何年で並ぶか

ベランダクリーニングを業者に頼むと、10㎡までで11,000円前後が目安です。
3台すべてをそろえた場合の実質合計は73,878円なので、外注6.7回ぶんに当たります。

年に1回だけ業者を呼ぶ家庭なら、3台そろえて元が取れるのは約6.7年後です。
正直に言えば、これは元が取れる買い物ではありません。3台まとめて買う理由は、金額ではなく「頼む日程を人に合わせなくていい」ことにあります。

回収年数だけで見るなら、1台に絞るほうが現実的です。
OC Handy Compact 1台(13,319円)なら外注1.2回ぶん、K3 1台(34,800円)なら外注3.2回ぶんで、年1回頼む家庭ならそれぞれ約1年2か月、約3年3か月で並びます。

ただし業者のベランダクリーニングは、手すりの裏や排水口の詰まりまで含めた作業です。
自分で洗う場合と作業範囲が同じではない点は、割り引いて考えたほうがいいと思います。

検討したが3選から外した製品

同じカテゴリで有力だった3機種を、用途の重複と価格を理由に外しました。

製品価格外した理由
ケルヒャー
K2 サイレント
24,700円K3と役割が完全に重なり、吐出水量と圧力で下回る。K3との差額10,100円に見合う節約にならない
ケルヒャー
K5 プレミアム サイレント
72,800円家庭のベランダと外壁には性能が過剰。3台の合計額に迫る価格で、選定基準の「今週末から」に合わない
ケルヒャー
OC 5 Handy
16,480円OC Handy Compactと同じモバイル高圧洗浄機だが、価格が3,161円高い。1台に絞るなら新しく軽いほうを選ぶ

外まわり掃除の道具おすすめ3選 まとめ

この3台は、方式が違うので優劣ではなく役割で選ぶものです。
そして選ぶときに見るべき数字は、本体価格ではなく実質価格でした。

  • 1台だけ選ぶなら、ケルヒャー OC Handy Compact(実質13,319円)。追加購入なしで、780g。マンションのベランダなら第一候補です
  • すでにマキタ18V機を持っているなら、UB185DZ(本体7,980円)。落ち葉と水切りには、水より風のほうが速く終わります。持っていない場合は実質25,759円になります
  • 戸建てで外壁まで洗うなら、ケルヒャー K3 サイレント プラス ベランダ(34,800円)。洗浄力は別格ですが、12.7kgの置き場所と、組立20分を先に考えてください

1回あたりの水道代と電気代は、いちばん高いK3でも約42円です。
ランニングコストで悩む必要はないので、最初の支払いと、家の中のどこに置くかだけで決めていいと思います。

▼ケルヒャー OC Handy Compact

▼マキタ 充電式ブロワ UB185DZ

▼ケルヒャー K3 サイレント プラス ベランダ

よくある質問 (FAQ)

Q
マンションのベランダで高圧洗浄機を使ってもいいですか?
A

管理規約で禁止されている場合があるため、使う前に規約を確認してください。ケルヒャー K3 サイレント プラス ベランダに付属する「デッキクリーナー PS 20」は水の飛び跳ねと噴射音を抑える形状で、集合住宅のベランダ向けに設計されています。それでも階下への水漏れや騒音の懸念が残る場合は、水量150L/hのケルヒャー OC Handy Compactのほうが現実的です。

Q
マキタ UB185DZ は本体だけ買っても使えますか?
A

使えません。UB185DZは本体のみの型番で、18Vバッテリーと充電器が付属しないためです。純正のバッテリーBL1830B(約10,480円)と充電器DC18SD(7,299円)を足すと合計25,759円になります。すでにマキタの18V機を持っていてバッテリーを使い回せる場合だけ、本体7,980円で始められます。

Q
ケルヒャー OC Handy Compact だけで、ベランダの床の黒ずみは落ちますか?
A

製品の最大許容圧力は1.5MPaで、K3 サイレント プラス ベランダの10MPaに対して約7分の1です。砂ぼこりや泥はねは流せますが、床にこびりついた黒ずみを一気に剥がす用途には力が足りません。床全体をリセットしたいなら高圧洗浄機、日々の汚れを溜めないための道具ならOC Handy Compact、という使い分けになります。

▼ケルヒャー OC Handy Compact

▼マキタ 充電式ブロワ UB185DZ

▼ケルヒャー K3 サイレント プラス ベランダ

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