SONY INZONE Buds WF-G700Nの口コミ・評判|平均以下はマイク性能だけ

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ゲーミングイヤホンは、口コミの評価が割れやすい商品です。ソニーのINZONE Buds WF-G700Nも、価格.comでは星5が45%を占める一方で、星1が14%あります。

この差はどこから来ているのか。実際のレビューを読み進めると、不満の中身がかなりはっきりした場所に集まっていることがわかりました。

結論からお伝えすると、カテゴリ平均を下回っているのはマイク性能の1項目だけです。フィット感と音質はどちらもカテゴリ平均を上回っています。そしてマイクの評価が沈む理由は、ソニー公式の接続対応表を数えるとはっきり見えてきます。

SONY INZONE Buds WF-G700Nの口コミの全体傾向

価格.comの集計対象は22件で、満足度は3.91です。カテゴリ平均の3.86をわずかに上回り、ヘッドセットの満足度ランキングでは5位に入っています。

Amazonの評価もあわせて見ると、母数の少なさを補えます。ホワイトが3.9(1,087件)、ブラックが3.8(618件)、グラスパープルが4.2(229件)で、3色の加重平均は3.90でした。価格.comの3.91とほぼ一致します。

取得元件数平均評価
価格.com(全色合計)22件3.91
Amazon ホワイト1,087件3.9
Amazon ブラック618件3.8
Amazon グラスパープル229件4.2
Amazon 3色の加重平均1,934件3.90

星の分布は、上下に割れています

価格.comの満足度分布は、真ん中が薄く両端が厚い形になっています。星5が45%と最も多いのですが、星1も14%あり、星3と星2を合わせた14%と並びます。

満足度割合
★545%
★427%
★39%
★25%
★114%

この星1がどんな理由で付いているのかを読むと、製品の性能というより「使う環境が合わなかった」ケースが目立ちました。後半で詳しく見ていきます。

評価項目別に見ると、下がっているのはマイクだけです

価格.comは評価項目ごとにカテゴリ平均を公開しています。この差を取ると、この製品が何で選ばれているのかが数字で出ます。

評価項目投票平均カテゴリ平均項目別順位
フィット感4.403.90+0.505位
音質4.234.00+0.236位
マイク性能2.913.82−0.9112位

フィット感は0.50、音質は0.23の上振れです。対してマイク性能だけが0.91も下回っています。3項目のうち、平均割れしているのはマイク性能だけという構図です。

SONY INZONE Buds WF-G700Nの気になる口コミ3つ

低評価のレビューを読むと、指摘の中身は3つに集約されます。音質そのものへの不満はほとんど見当たりませんでした。

無音のときにホワイトノイズが乗る

価格.comのレビューには「無音時にやや大きめのホワイトノイズがある。音を鳴らしていればそこまで気にならないが、何の音も鳴らさず耳栓として使うならあきらかにwf-1000xm5の方が適性がある」という指摘があります。

「鳴りやまないホワイトノイズ」というタイトルで満足度3を付けた方もいました。一方で「一部で言われているホワイトノイズはありますが、ゲームで使うのでそこまで気になる程のものでもありません」と書いている方もいます。

ゲーム中や動画視聴中はほぼ気にならず、静かな部屋で無音のまま装着すると気づくレベル、というのが読み取れる線引きです。

マイクは通話向けで、ボイスチャットには物足りない

マイクへの言及は低評価・高評価を問わず多く出てきます。「ほとんど使っていないので評価しにくいものの、音はさすがにペラペラ。ボイスチャット向けってよりただの電話向けって感じ」という書き込みがありました。

「別でマイクを買って使用しているので普段は使用していません。一度切り替えて聞いてもらいましたが少なくとも良くはない」というレビューもあり、外部マイクと併用している方が一定数います。

ただし逆の評価もあります。「ぶっちゃけ全く期待していなかったのですが、思った以上に良く声を拾ってその割にノイズも入らず」「PS5で繋ぐ面では問題なく聞こえるようで聞きやすいと言われてました」という声です。接続の方法によって結果が変わっている可能性があります。

片耳だけ充電されないことがある

もっとも実害の大きい指摘がこれです。「個体によっては左のイヤホンが充電できない不具合があるため不良品レベルでひどい」と満足度2を付けた方がいます。

満足度5を付けた方も、同じ現象に触れていました。「何度か片耳だけ充電されていないパターンが起こった。ケース収納時にそっとしまうより1cmくらいの距離から落とすようにして収納するとうまく充電される」という具体的な回避策まで書かれています。

別のレビューでは「充電ケース左側の収まりが不安定な為に、充電失敗」という記述もあり、ケースへの収まり方が原因のようです。使い始めの数日は、ケースに入れたあとランプで充電状態を確認しておくと安心だと思います。

SONY INZONE Buds WF-G700Nの満足度が高い口コミ5つ

星5のレビューで繰り返し出てくるのは、軽さと低遅延の2つです。ヘッドセットからの乗り換えを語る内容が目立ちました。

長時間つけていても耳が痛くならない

「ノイズアイソレーションイヤーピースを装着。最大で6-8時間の装着では特に問題なし」という書き込みがあります。フィット感が4.40とカテゴリ平均を0.50上回っているのは、こうした長時間装着の評価が積み上がった結果です。

ヘッドホン型の悩みから解放される

「有線ヘッドセットからの買い替え、もしくは無線ヘッドセットでもヘッドフォン型は重い、髪型が崩れるといった悩みを抱えているならお勧めです」というレビューがありました。

「フルワイヤレスイヤホンなのでケーブルのストレスが無くずっとつけていてもそんなに負担がなく、最近のワイヤレスイヤホンの中では少し大きめですが耳にフィットしやすい形」という声も同じ方向を向いています。

つけていることを忘れるほど軽い

「とにかく軽い、ノイキャンも良好。一度つけているのに探すという大ボケをかましたことがある程」という書き込みは、片側6.5gという数字を体感で言い換えたものだと思います。

ドングル接続の遅延は、有線と区別がつかない

「USBドングル経由であれば有線と判別が困難なほど遅延は体感できません」というレビューがあります。「主にFPSでのゲーム性能は特に不満なし。足音もしっかり聞こえます」という評価もありました。

席を立つときにイヤホンを外さなくてよくなる

「無線化したお陰でイヤホンを外す、付けるの作業が不要になったのでシームレスに移動することが出来ました」という書き込みがあります。

在宅で仕事とゲームの両方に使う方にとっては、この「外さなくていい」がいちばん効く変化かもしれません。

SONY INZONE Buds WF-G700Nの基本情報と特徴

2023年10月27日発売のワイヤレスノイズキャンセリングゲーミングイヤホンです。プロゲーミングチームFnaticの監修を受けています。

項目内容
発売日2023年10月27日
型式密閉型・ダイナミック
ドライバーユニット8.4mm(ダイナミックドライバーX)
質量(片側)約6.5g/グラスパープルは約6.7g
防滴IPX4相当
ワイヤレス接続2.4GHz無線(USBトランシーバー同梱)
BluetoothVersion5.3(LE Audioのみ/従来のBluetoothは非対応)
対応コーデックLC3
充電時間約2時間(イヤホン本体)
連続音声再生(2.4GHz)最大12時間(NC OFF)/最大11時間(NC ON)
イヤホン+ケース(2.4GHz)最大24時間(NC OFF)
最大通信距離見通し距離 約10m
実勢価格価格.com最安23,479円/ソニーストア28,600円

片側6.5gという軽さ

一般的なゲーミングヘッドセットは、両耳を覆う構造のため200gから300gあります。この製品は片側6.5g、両耳でも13gです。

「一度つけているのに探すという大ボケをかましたことがある程」というレビューは、この数字がそのまま体感に出ていることを示しています。髪型が崩れない、夏に蒸れない、といった副次的な利点もついてきます。

2.4GHz接続とLE Audio接続の二本立て

付属のUSBトランシーバーを使う2.4GHz接続と、Bluetooth 5.3のLE Audio接続の2通りが使えます。前者が低遅延を担当し、後者がバッテリー持ちを担当する設計です。

公式値では、2.4GHz接続の連続音声再生が最大12時間、LE Audio接続なら最大24時間(いずれもNC OFF)です。ケースを含めると2.4GHzで24時間、LE Audioで48時間になります。

ノイズキャンセリングと立体音響

アクティブノイズキャンセリングと立体音響を搭載しています。ゲーム内の音の位置を把握しやすくする仕組みで、各ゲームの足音が聞き取りやすくなるプリセットも用意されています。

レビューでも「ドンシャリなど変なクセもなく聞きやすい音です。イコライザーである程度好みに切り替えられます」と評価されていました。

口コミではわからない、ソニー公式の対応表から読み取れること

マイク性能が2.91と沈んでいる理由は、マイクの音質だけではありません。ソニーが公開している接続対応表を数えると、Bluetooth接続でマイクが使える機種がそもそも限られていることがわかります。

ソニーの「INZONE Buds (WF-G700N) 対応情報」ページには、スマートフォンの対応表が掲載されています。2025年10月現在の版で、掲載されている84機種を数えてみました。

接続方法通話機能が○の機種数掲載機種に占める割合
USBトランシーバー大半の機種で○
LE Audio(Bluetooth)19機種22.6%

LE Audio接続での通話機能に○が付いているのは、Xperia 5 V/5 IV/1 VI/1 Ⅴ/1 IV、Galaxy S24 FE/S23/Z Flip6・5・4/Z Fold6・5・4、Google Pixel 9/8 Pro/8a/8/7 Pro/7の19機種だけでした。

残りの65機種、つまり掲載機種の77.4%は、LE Audio接続では通話機能が「−」になっています。同じソニーのXperiaでも、Xperia 10シリーズやXperia 1 IIIより前の機種は対象外です。

星1のレビューは、この対応表を読む前に買った結果でした

満足度1を付けた方のレビューには、こう書かれています。「スマホとps5併用して使いたく購入し、Bluetoothで繋ぐとイヤホンがマイク認識せず。詳細を公式で確認するとCCP:Call Control ProfileというものがLEAudio以外にも機能として必要とのこと」。

そのうえで「Bluetoothで繋いで通話したい方は念入りに確認してから購入してください」と結んでいます。製品の欠陥というより、対応表を先に見ていれば防げた買い方の問題です。

公式の仕様表にも「Version5.3(LE Audioのみ対応。従来のBluetoothは非対応)」「対応Bluetoothプロファイル:非対応」と書かれています。スマホと通話用途でつなぐつもりなら、購入前に必ず自分の機種を対応表で確認してください。

逆に言えば、PCやPS5にUSBトランシーバーを挿して使うのであれば、この問題は起きません。マイク性能2.91という数字は、性能の低さと環境の非対応が混ざった評価だと読むのが正確です。

SONY INZONE Buds WF-G700Nはこんな方に向いています

口コミと公式資料を突き合わせると、向き不向きははっきり分かれます。

  • PCやPS5にUSBトランシーバーを挿して使う方
  • ヘッドセットの重さや蒸れ、髪型の崩れが気になっている方
  • 1日6時間以上つけっぱなしにする方
  • ボイスチャットは別のマイクを使う予定の方

反対に、スマートフォンとBluetoothでつないで通話やボイスチャットをしたい方は、先に対応表で自分の機種を確認してください。対象外なら、この製品でその使い方はできません。

静かな部屋で耳栓代わりに使いたい方も、ホワイトノイズの指摘が複数あるため別の機種を検討したほうがよさそうです。同じソニーならWF-1000XM5のほうが向いている、というレビューがありました。

まとめ

価格.comの22件で満足度3.91、Amazonの1,934件で3.90。取得元が違っても評価はほぼ同じところに落ち着いています。

項目別に見ると、フィット感4.40と音質4.23はカテゴリ平均を上回り、マイク性能2.91だけが0.91下回っていました。そしてそのマイクの評価は、ソニー公式の対応表で84機種中19機種しかLE Audioでの通話に対応していないことと重なります。

USBトランシーバーでPCやPS5につなぐ使い方なら、口コミの不満の大半は自分には関係のない話になります。買う前に確認すべきなのは、性能そのものより「自分の接続方法が対象に入っているか」のほうです。

この製品の音質や装着感をもう少し詳しく知りたい方は、当ブログのレビュー記事もあわせてご覧ください。

よくある質問 (FAQ)

Q
SONY INZONE Buds WF-G700Nのホワイトノイズは、どんなときに気になりますか?
A

音を鳴らしていない状態でノイズキャンセリングを効かせているときです。価格.comのレビューには「音を鳴らしていればそこまで気にならないが、何の音も鳴らさず耳栓として使うなら明らかにwf-1000xm5の方が適性がある」という指摘があります。ゲーム中や動画視聴中に気になるという書き込みはほとんど見当たりませんでした。

Q
スマートフォンとBluetoothでつないで通話できますか?
A

機種によります。ソニー公式の「INZONE Buds (WF-G700N) 対応情報」(2025年10月現在)に掲載されている84機種のうち、LE Audio接続での通話機能に○が付いているのは19機種だけです。Xperia 5 V/1 VIなどの一部、Galaxy S24 FE/S23とZ Flip・Z Foldシリーズ、Google Pixel 7以降が対象です。購入前にご自身の機種を対応表で確認してください。

Q
片耳だけ充電されないことがあるという口コミは本当ですか?
A

複数のレビューで同じ現象が報告されています。「ケース収納時にそっとしまうより1cmくらいの距離から落とすようにして収納するとうまく充電される」という回避策を書いている方がいる一方で、「個体によっては左のイヤホンが充電できない不具合がある」として満足度2を付けた方もいます。使い始めの数日はランプで充電状態を確認しておくと安心です。

Q
バッテリーはどれくらい持ちますか?
A

ソニーの公式値では、2.4GHz(USBトランシーバー)接続での連続音声再生が最大12時間、ノイズキャンセリングをオンにすると最大11時間です。ケースを含めると最大24時間になります。Bluetooth(LE Audio)接続なら連続24時間、ケース込みで最大48時間です。充電時間はイヤホン本体で約2時間です。

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