【オゾンでニオイを分解】cado LEAF 330iとSAP-003を比較|差額でSAP-003がもう1台買える

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残暑がまだ抜けないのに、朝晩だけ空気が変わる。この時期は生ゴミのニオイが台所に残る一方で、ブタクサやヨモギの秋花粉も立ち上がってきます。ニオイと花粉、両方が気になる時期です。

そこで候補に挙がるのが、同じcadoから出ている2台。2026年9月4日に発売されたばかりの空気清浄機「LEAF 330i」と、すでに定番になっている除菌脱臭機「SAP-003」です。どちらもオゾンでニオイを分解するという同じ考え方で作られていながら、片方は28畳の空気清浄機、もう片方は10畳の脱臭専用機。価格も88,000円と39,820円で、倍以上の開きがあります。

結論からお伝えしますと、花粉やホコリまで含めて部屋全体の空気を1台でまかないたいなら「LEAF 330i」、ニオイの発生源がはっきりしていて、そこだけを静かに消したいなら「SAP-003」が間違いのない選択です。

そして、この記事でいちばんお伝えしたいのは価格差の意味です。2台の差額48,180円は、SAP-003をもう1台買って、まだ8,360円お釣りがくる金額。「10畳では足りないかもしれない」と迷っている方にとって、この事実は選び方を変えるはずです。

▼cado 空気清浄機 LEAF 330i(AP-C330i)

▼cado 除菌脱臭機 SAP-003

cado LEAF 330iとSAP-003の違いを比較

この2台は「オゾンでニオイを分解する」という発想を共有しています。違いは、そこにHEPAフィルターによる集じん機能が乗っているかどうか、そして守れる広さです。

まずは主要なスペックを、前モデルのLEAF 320iも含めて並べます。

項目LEAF 330iSAP-003LEAF 320i(前モデル)
型番AP-C330iSAP-003AP-C320i
メーカー価格(税込)88,000円39,820円60,500円前後
分類空気清浄機除菌脱臭機空気清浄機
適用床面積~46m²(28畳)~16m²(10畳)~42m²(26畳)
オゾンユニットありありなし
HEPAフィルターあり(H13グレード)なしあり
フィルター交換約1年ごと(FL-C330/9,900円)交換不要約1年ごと(FL-C320/7,975円)
消費電力6W(弱)〜52W(急速)DC24V×1.8A5W〜44W
運転音30〜65dBA26〜40dBA32〜61dBA
本体サイズ直径242×高さ652mm直径170×高さ350mm直径241×高さ656mm
質量約6.6kg約2.3kg約6.5kg
Wi-Fi/アプリ対応非対応対応
人感センサー非搭載搭載非搭載
発売日2026年9月4日2023年2020年

違い1:花粉やホコリを取れるのはLEAF 330iだけ

もっとも大きな違いはここです。SAP-003にはHEPAフィルターがありません。オゾンでニオイの分子を分解する機械であって、空気中に浮いている粒を捕まえる機械ではないのです。

LEAF 330iはH13グレードのHEPAフィルターを搭載し、0.3μmの微粒子を約99.95%捕集します。花粉、ハウスダスト、PM2.5を減らしたいなら、選択肢はLEAF 330i一択になります。

なお、この捕集率はメーカーの製品ページでは約99.95%、同じ日に出たプレスリリースでは99.97%と表記が分かれています。どちらもH13グレードのHEPAが持つ性能の範囲内の数字ですが、資料によって振れ幅があることは知っておくとよいかもしれません。

違い2:SAP-003は「消耗品がゼロ」で走り続ける

LEAF 330iは約1年ごとに交換用フィルターFL-C330(9,900円)が必要です。一方のSAP-003はフィルター交換不要。買ったあとにかかるのは電気代だけです。

この差は年数が伸びるほど効いてきます。あとで3年分の総額を出しますが、ここが価格差の見え方を変えるポイントになります。

違い3:静かさではSAP-003が上

LEAF 330iの運転音は弱で30dBA、急速で65dBA。急速モードの65dBAは、掃除機ほどではないものの、会話がやや聞き取りにくくなる大きさです。

対してSAP-003は急速モードでも40dBA、ナイトモードなら26dBA。寝室やトイレに置いて一晩つけっぱなしにする使い方なら、SAP-003のほうが向いています。

▼cado 空気清浄機 LEAF 330i(AP-C330i)

▼cado 除菌脱臭機 SAP-003

価格差48,180円は、SAP-003をもう1台買える金額

88,000円と39,820円。その差は48,180円です。この金額をどう受け止めるかが、この2台を選ぶときのいちばん大きな分かれ道になります。

差額をそのままSAP-003の価格に当ててみると、48,180円 − 39,820円 = 8,360円。つまりLEAF 330iを1台買うお金で、SAP-003を2台置いてもまだ8,360円残るということです。

買い方合計金額カバーできる広さ1畳あたり
LEAF 330i 1台88,000円28畳3,143円
SAP-003 1台39,820円10畳3,982円
SAP-003 2台79,640円10畳×2部屋3,982円
SAP-003 2台+残り79,640円(残8,360円)10畳×2部屋3,982円

この見方が効くのは、SAP-003の口コミに「1台では足りない」という声が繰り返し出てくるからです。玄関に置くと寝室のニオイが手つかずになる。猫が4匹いてもう1台ほしくなる。実際に楽天のレビューでは、2台目・3台目を買った方の投稿がいくつも見つかります。

ニオイの発生源が2か所ある家なら、SAP-003を2台置いたほうが、28畳を1台でまかなうより現実的です。ニオイは部屋の中で均一には広がってくれないからです。

フィルター代を含めた3年総額で並べ直す

本体価格だけを見ると2倍以上の差がありますが、LEAF 330iにはフィルター代がかかります。3年使う前提で総額を出し直してみます。

前提は次のとおりです。LEAF 330iは購入時に1枚フィルターが付属し、交換の目安は約1年。3年間で交換は2回(1年後と2年後)と数えます。交換用フィルターFL-C330は9,900円です。SAP-003はフィルター交換不要なので、消耗品費はゼロで計算します。

LEAF 330iSAP-003 1台SAP-003 2台
本体88,000円39,820円79,640円
フィルター(3年で2回)19,800円0円0円
3年総額107,800円39,820円79,640円
適用床面積28畳10畳10畳×2部屋
3年総額の1畳あたり3,850円3,982円3,982円

ここが少し意外なところです。フィルターを2回買い替えても、1畳あたりの単価はLEAF 330iのほうが132円安いという結果になります。107,800円 ÷ 28畳 = 3,850円、39,820円 ÷ 10畳 = 3,982円。「フィルター代がかかるから割高」という直感は、広さで割り直すと成り立ちません。

ただしこれはメーカー価格どうしで比べた場合の話です。SAP-003は発売から時間が経っていて、価格.com掲載の最安値は35,300円まで下がっています。この実勢価格で計算すると35,300円 ÷ 10畳 = 3,530円となり、1畳あたりの単価は逆転します。

LEAF 330iは発売直後で、どの販売店も定価の88,000円。1畳あたりの勝敗は「SAP-003を定価で買うか、値下がりした実勢価格で買うか」で入れ替わる、というのが正直なところです。

電気代は、本体の大きさほどには変わらない

「小さいほうが電気代も安いはず」と考えたくなりますが、この2台に関しては当てはまりません。カタログ上の最大消費電力の差は、思ったより小さいのです。

LEAF 330iの最大消費電力は52W(急速モード)。SAP-003はワット数の記載がなく、電源がDC24V、消費電流1.8Aと書かれています。24V × 1.8A = 43.2Wが、ACアダプターの定格から計算できる上限値です。

1日8時間、1年間ずっと最大で回した場合の電気代を、31円/kWhで計算してみます。

最大消費電力年間消費電力量年間の電気代
LEAF 330i(急速)52W151.8kWh約4,707円
SAP-003(急速)43.2W126.1kWh約3,910円
8.8W25.7kWh約797円

年間で約797円。28畳をまかなう機械と10畳の機械で、電気代の差は月あたり66円ほどです。もちろんLEAF 330iは弱運転なら6Wまで下がるので実際の差はもっと縮みますが、「小さいほうが省エネ」という前提で選ぶ理由にはならないと考えてよさそうです。

▼cado 空気清浄機 LEAF 330i(AP-C330i)

▼cado 除菌脱臭機 SAP-003

口コミからわかる、それぞれの得意分野

SAP-003は楽天のcado公式ストアで158件のレビューが集まり、平均評価は4.85。内訳は星5が138件、星4が18件、星3が1件、星2が1件、星1が0件です。低評価がほとんど存在しない、かなり珍しい分布になっています。

満足の声で繰り返し出てくるのは、猫のトイレ臭・犬の獣臭が消えたという内容です。「動物アレルギーの来客に、全く獣臭がしないと驚かれた」「玄関で使い始めて1時間で気にならなくなった」といった、発生源のはっきりしたニオイに対する評価が中心でした。

気になる声として挙がっていたのは次の3点です。ひとつは置き場所によって効きが大きく変わること。「車内の芳香剤の匂いには効果がなかったが、置き場所を変えたら消えた」という投稿がありました。ふたつめは強モードのモーター音。三つめは、わずかにプールのような匂いを感じるという指摘です。オゾンを使う機械の特性上、無臭にはならない場面があるようです。

そして先ほど触れたとおり、「1台では家全体をカバーできない」という声が複数あります。玄関で使うと寝室が手薄になる、多頭飼いでもう1台ほしい、といった内容です。10畳という数字を、実際の暮らしの中で体感している方が多いということでしょう。

LEAF 330iは2026年9月4日に発売されたばかりで、まだレビューが付いていません。参考になるのは前モデルのLEAF 320iで、楽天のインテリアショップroomyでは96件・平均4.83(星5が80件、星4が16件、星3以下は0件)。デザインとLEDによる空気の可視化が評価される一方、「何度手順どおり試してもWi-Fiに接続できなかった」という投稿がありました。アプリ連携を目当てにするなら、ここは想定しておいたほうがよさそうです。

もうひとつ興味深いのは、SAP-003の見え方が販路によってまったく違うことです。楽天では脱臭機デイリーランキング1位(2026年9月5日時点)を取っている一方、価格.comではレビュー0件、脱臭機の人気ランキング93位(2,159商品中)。同じ製品でも、届いている層がはっきり分かれています。

cado LEAF 330iのメリットとデメリット

LEAF 330iは、前モデルLEAF 320iにオゾンユニットを足し、フィルターをH13グレードに引き上げた上位版です。ファンの回転数も約10%上がり、適用床面積は26畳から28畳へ広がりました。

cado LEAF 330iのメリット

  • 花粉・ホコリ・PM2.5とニオイを1台で扱える。HEPAフィルターとオゾンユニットの両方を持つのはこちらだけです。
  • 28畳まで対応。リビングと隣室をまとめて1台でまかなえます。
  • Wi-Fi対応で外出先から操作できる。cado syncアプリでPM2.5・温度・湿度の確認、風量やモードの変更、フィルター寿命の確認までできます。

cado LEAF 330iのデメリット

  • 約1年ごとに9,900円のフィルター代がかかる。3年で19,800円、5年なら39,600円の上乗せになります。
  • 急速モードは65dBAと大きい。就寝中につけっぱなしにするなら、弱運転が前提になります。

cado SAP-003のメリットとデメリット

SAP-003はオゾンとその触媒でニオイを分解することに振り切った機械です。集じん機能を持たないぶん、直径170mm・高さ350mmという小ささに収まっています。

cado SAP-003のメリット

  • 消耗品が一切かからない。フィルター交換不要なので、買ったあとの出費は電気代だけです。
  • 2.3kgと軽く、置き場所を選ばない。玄関からトイレ、寝室へと持ち回れます。
  • 人感センサーとナイトモードを搭載。人が入ったときだけ動かす使い方ができ、ナイトモードは26dBAまで静かになります。

cado SAP-003のデメリット

  • 花粉やホコリは取れない。HEPAフィルターがないため、集じんは守備範囲外です。
  • 10畳が上限で、置き場所に結果が左右される。口コミでも「置く場所を変えたら効いた」という声がありました。

どちらを選ぶべきか

ここまでの数字を、選び方に落とし込みます。判断を分けるのは「ニオイだけか、花粉も含むか」と「守りたい場所が1か所か、複数か」の2点です。

cado LEAF 330iをおすすめしたい方

  • 秋花粉やハウスダストにも対策したい方。HEPAフィルターがある側でないと、この用途は満たせません。
  • リビングなど20畳前後の広い空間を1台でまかないたい方
  • 外出先から運転状況を確認したい方。Wi-Fiとアプリに対応しているのはLEAF 330iです。
  • 3年以上使う前提で、1畳あたりの単価を重視する方。フィルター代を入れても3,850円/畳に収まります。

cado SAP-003をおすすめしたい方

  • ニオイの発生源がはっきりしている方。猫のトイレ、玄関の靴、キッチンの生ゴミなど、場所が特定できるほど効きます。
  • 買ったあとにお金をかけたくない方。フィルター交換が一生ないのは、想像以上に気楽です。
  • 寝室やトイレなど、静かさが必要な場所で使いたい方。ナイトモード26dBAはかなり静かです。
  • ニオイの出る場所が2か所ある方。2台買っても79,640円で、LEAF 330iより8,360円安く収まります。

購入前に確認しておきたいこと

買ってから気づきやすい点を3つ挙げておきます。どちらを選ぶ場合でも、先に確認しておくと後悔しにくくなります。

ひとつめは、SAP-003に花粉やホコリを取る機能はないという点です。名前に「除菌脱臭機」とあるとおり、集じんは担当していません。空気清浄機の代わりとして買うと、期待とずれます。

ふたつめは、LEAF 330iの設置スペースです。直径242mm・高さ652mmで、質量は6.6kg。360度全周から吸い込む構造なので、壁にぴったり寄せず、周囲に空間を空けて置く必要があります。

三つめは、オゾンの匂いに気づく人がいることです。cadoは日本空気清浄協会が定める室内許容濃度の平均値0.05ppm以下になるよう設計していると明記していますが、口コミには「プールのような匂いを感じる」という声もありました。匂いに敏感な方は、まず短時間の運転から試すのが安心です。

まとめ

cado LEAF 330iとSAP-003は、オゾンという共通点を持ちながら、担当する仕事がはっきり違う2台でした。

花粉やホコリまで含めて部屋の空気を整えたいならLEAF 330i。ニオイの出どころが決まっていて、そこを静かに、消耗品なしで消したいならSAP-003です。

そして選ぶときに思い出していただきたいのが、48,180円という価格差の意味です。この金額はSAP-003をもう1台買える額で、実際に2台置けば10畳の部屋を2つ守れます。28畳を1台でまかなうか、10畳を2か所で確実に消すか——この問いに答えられれば、迷いはかなり減るはずです。

▼cado 空気清浄機 LEAF 330i(AP-C330i)

▼cado 除菌脱臭機 SAP-003

よくある質問 (FAQ)

Q
cado SAP-003は花粉対策になりますか?
A

SAP-003にHEPAフィルターは搭載されていないため、花粉やホコリを捕集する機能はありません。オゾンとその触媒でニオイの原因物質を分解する機械です。花粉対策も兼ねたい場合は、H13グレードのHEPAフィルターを搭載したcado LEAF 330iを選んでください。

Q
cado LEAF 330iのフィルターはどのくらいの頻度で交換しますか?
A

メーカーが示す交換の目安は約1年です。交換用フィルターFL-C330の価格は9,900円(税込)で、3年間使うと交換は2回、合計19,800円かかる計算になります。フィルター交換のタイミングは本体のインジケーターが赤く点滅して知らせてくれるほか、cado syncアプリからも寿命を確認できます。

Q
cado SAP-003を2台置くのと、LEAF 330iを1台置くのはどちらが得ですか?
A

金額だけで言えばSAP-003を2台のほうが安く、79,640円でLEAF 330iの88,000円より8,360円下がります。3年総額ではLEAF 330iが107,800円、SAP-003 2台が79,640円で、差は28,160円まで広がります。ただしSAP-003は花粉やホコリを取れないため、ニオイ対策だけで足りるかどうかが判断の分かれ目になります。

▼cado 空気清浄機 LEAF 330i(AP-C330i)

▼cado 除菌脱臭機 SAP-003

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